公開日:2022年03月25日

答えを教えないで見守ってあげることも時には必要

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

当院は医師と看護師がペアになって訪問診療に行くことが多いのですが、先日当院の医師、その診療同行看護師さん、MSWが、一緒になってとある問題で苦労している患者さんへの対応についてクリニックで話をしていました。

聞くつもりあんまりなかったのですが、自分のすぐ近くで話をしていたこともあり事務作業を行いながら少しだけ耳に入ってくる会話を聞いていたのですが、なにやら方向性について結構あーだこーだ迷っている感じ・・・自分の経験上は「その問題ならば絶対こうしたほうがいいだろうな」と思ったのですが、敢えて何も言わずにその場を去りましたよ。

 

その課題、スタッフが話していた方向性でいくとおそらく今後ちょびっと問題がでてきてまた困る→再度解決策を模索する、ということになるだろうなと思いましたが、その場で自分がそのように話をすることはスタッフさんにとっていいんだろうか?という疑問がありました。

まずは自分たちが考えて、行動して、経験して、その上でその経験を血肉にするというプロセス、重要ではないでしょうか?なんでもアドバイスしてあげるという環境ってそのスタッフさん達にとって成長できる場となるのでしょうか?自分はそうは思いませんでしたよ。

 

言いたいこと、教えてあげたいことは多々あるけれど、それでも言わないで見守ってあげる・・・自分にとっても難しいことですが、大きな問題がない限りできるだけ一生懸命考えて行動しているスタッフさんを暖かく見守っていきたいと思っています。

 

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