医療の現場の生産性向上、業務効率化って何を目的とすべき？？
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
診療報酬改定があるたびに現場の業務は厳しくなり、どんどん「余白」がなくなっていくのは医療関係者なら理解していると思いますが、それでも現場の業務を改善して、生産性を向上させて何とか乗り切ろう！と考えて行動しているところがほとんどではないでしょうか？
自分も在宅医療の現状が変化しつつある中で業務改善や生産性の向上に取り組む必要があるな、とは考えているのですが、大前提としてまずは医療の現場における生産性向上や業務効率化は何を目的とすべきか？っていうのをクリアにしておかなければいけませんね。
一般的には生産性向上や業務効率化って収益を最大限に伸ばすために行われることがほとんどだと思います。ただ医療における生産性向上って、とある資料によるとこんな風に区分けして考えることができるようです。
自分は医療提供スピードの向上や収益改善が生産性の向上、業務効率化と考えていたのですが・・・・確かに言われてみれば上記のように色々ありますね。
結論を言うと上記のように医療の現場における生産性向上って色々目的はあるかと思うのですが、当院においては「業務改善をすること、生産性向上をすることは、収益を最大化するためではなく、あくまで改善によりさらに質の高い医療を提供することを目的として行うべき」だと考えましたよ。
業務改善によって、生産性向上によって時間や余裕ができたら、さらに一人二人エクストラで患者さんを診るのではなく、今診ている患者さんにさらに質の高い医療を提供するためにできた余白を活用する、そうするために取り組むんだってチームの皆と取り組んでいきたいですね。
皆さんの現場の業務改善って何を目的としていますか？よかったら教えてくださいね～
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