子供へのワクチン接種はどう考えるべきなのか~カナダの報告から考える~

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

自分も子供が中1を筆頭に4人いますが、子供へのコミナティなどのワクチン接種をどう考えるのかはとても重要な問題ですよね。何か考えるヒントないかなぁと探していましたが、ちょうどいい内容の資料がありましたのでご紹介します。とても現状や考え方がよく理解できて自分の考えをまとめるのに参考になりました。お子さんへのワクチン接種で迷っている方は是非全文お読みください。

child research net さんから

【カナダBC州の子育てレポート】第16回 子どもの新型コロナワクチン接種について思うこと

 

長いので全文だしませんが、自分が特に気になった個所は以下の部分です。

「・・・ワクチンに関する今わかる限りの十分な事実としての情報は、成人にも子どもにも必要ですが、アンチワクチンを街中で大声で叫ぶのも、ワクチン接種に対し消極的な人に接種すれば褒美を与える仕組みも、子どもへのワクチン接種を声高に薦めるのも、逆に接種したことを批判するのも、いずれも何かが違うと感じずにはいられません。こういった声は今回の新型コロナワクチンの一側面だけに注目して、その情報を肥大化させていることが多いのですが、12歳以上のワクチン接種については前述したように、実際には一言では片付けられない複雑さがあるからです。

今回の新型コロナウイルスによるパンデミックの中では、教育の格差や生活の格差が浮き彫りになりました。合理性は特定の目標を大勢で達成するのには適していますが、万人にとって幸福な結果を招くとは限りません。すでに分断を生んで、不公平さが感じられる社会の中で、ワクチン接種もまた社会を分け隔てつつある雰囲気があると私は感じています。

我が家の娘はまだ7歳で、ワクチン接種の対象には入っていません。11歳以下の子どもへの新型コロナワクチンの治験は今進んでいますが、いずれ接種対象になった場合に、さて接種させるのかと聞かれてもすぐに答えを出せないというのが本音です。これまでに子どもの感染者数は大人に比べて少なく、重症化するリスクも現時点では低いということから、大人の間で十分なワクチン接種が行き渡ることで、子どものワクチン接種の必要性がなくなるということも考えられます。一方で、例えば国境間の移動にはワクチン接種が求められるなどとなったら、私たちの場合、日本への一時帰国を考えると子どもにも受けさせる必要が出てくるかもしれません。医学上の理由はともかく、ワクチンを受けない理由に宗教上の理由や思想を掲げるのであれば、家族構成や在住場所、基礎疾患の有無など個々人の状況によって、大人の、そして子どものワクチン接種が決断されていくことも理解されるべきです。そしてメディアなどでは、受けない自由と、その周囲の倫理性に敬意を払うべきだと数多く取り上げられていますが、個人が受ける自由、子どもに受けさせる自由とそれに付随する権利、取り巻く倫理性も、同様に尊重されるべきだと思うのです。」

 

 

基本的にはワクチン接種は医療従事者にとっては義務だと感じていますが、自分の子供も含めその世代に対してどう考えるべきか・・・一人一人が自分事として考える必要があると思いませんか?

 

 

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