公開日:2021年04月17日

札幌もいつ大阪の状況と同じようになってもおかしくはない、そう思っています。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

大阪、兵庫、神戸では先週、今週から来週にかけて、医療キャパがもう限界になって様々な問題(救急、発熱外来、入院、在宅医療等)が噴出してくるでしょう・・・・翻って札幌はどうか?個人的には本州と同じような状況にならないように努力しなければとは思っていますが、ワクチン普及状況によっては同じような状況になってもおかしくはないだろう、そう感じています。

 

・在宅の肺炎患者さんの救急搬送先がみつからない

・内科系の救急を受けてくれる病院がほぼなくなる

・転倒や骨折による受傷でも37.5℃以上あったら整形も受けてくれない

・在宅患者さんで熱発対応するのが難しい訪問看護ステーションがでてくる

・院内やクリニックにも陽性、偽陽性のスタッフが出てきて診療所、医療機関運営が困難になる

・外来診療にも飛び込みで入院できず自宅療養をしていたPCR陽性の患者さんが来てしまう

 

現実大阪や神戸などでは既に自宅療養者が1000人単位で出ているとのこと、正直この状況では保健所もうまく機能しないでしょうし、1医療機関として考えるなら、どこまでスタッフに無理をお願いして診療を継続していくのか、という問題に真摯に向き合うことになるでしょう。

今自分ができること、それは最悪の状況になった時にどのように患者さんや家族を、地域を、そして診療所スタッフや家族を守る体制をつくることができるか、ということを考えておくことです。保健所や医師会、役所含め公的な機関がうまく機能しなくなった時に何をすべきか、今からしっかりと準備していきたいと思っています。

皆さんもできることはしていき、最悪の時代にも備えておいてくださいね。杞憂に終わればそれが一番ですが、何事にも備えあれば患いなし、だと思いますよ。

 

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