「医師偏在を治す三位一体の処方せん」はどんな手段があるの?
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
第一生命経済研究所さんの記事で以下のものを見つけました。医師偏在に対しての背景に関して、短めにまとまった記事です。ちょびっとご紹介しますので医師偏在問題や地域医療に興味のある方は一読してみてください。
医師偏在を治す三位一体の処方せん
とまあ短く問題点をまとめてもらっていてすっきり腑に落ちる文章化と思いますが、この問題、文中にあるように今後は
「中間報告では、「地域医療構想、医師の働き方改革、医師偏在対策を三位一体で推進する」と述べられている。」
ということでこの3つの視点を全て絡めた上で社会保障制度を変更していくことになる、ということは絶対理解しておかなければいけない点ですね。個人的には今後の施策の方向性としては
①病院機能の明確化(急性期?高度高急性期、地域包括ケア?)と病院の統廃合の徹底的な促進
②かかりつけ医と包括診療報酬制度の推進
③タスクシフトの推進、医師のコア業務内容の見直し
④保険医、専門医資格、開業権を絡めた地方への医師強制配置、地域枠のさらなる年数延長
などは具体的になっていくのではないかと考えます・・・・
国としてはもう既存の社会保障制度では立ちいかなくなってきている、また将来的にも明らかに成り立たなくなることは明白と理解しているはずなので、医療と介護の制度は今後も大きく変わるはずです。医療者、介護者に必要なのは変化の先を読み取ること、そして自身や組織を変化させていけるかっていうことことですね。皆さん自身、そして皆さんの属している組織はどうですか?変化して生き残っていけますか?
2020年上半期の当院の診療実績→こちらをどうぞ!
2020年5月から北区、手稲区でも訪問診療開始しています→興味ある方はこちらとこちらをどうぞ!
おすすめ過去ブログのまとめをみたい方→こちらをどうぞ!
現在当院の勤務に興味のある医師募集中→こちらやこちらをどうぞ!
当院の診療所、もしくは法人内の訪問看護ステーションで働きたい看護師さんも随時募集しています→こちらをみてご連絡ください!
札幌で訪問看護ステーションを起業したい看護師さん→こちらをどうぞ!
医師の仕事に興味ある中学生、高校生の方、診療所見学しませんか?→こちらを確認してみてください!