公開日:2020年08月19日

病院での医療=その人にとってベストな医療、ではない時代です・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

在宅患者さんの治療方針を本人及び配偶者の方、あとはお子さんと話し合う機会を設けると、人によりますが「在宅にいることの不安」から入院医療を希望する患者さんや家族の方が一定の割合でいらっしゃいます。

その場合は大抵よくよくその不安を聞くと、具体的にここ、っていう不安ではなく、なんとなく「漠然とした不安感」であることが多く、病院に入院した場合と在宅でいる場合のサービスや医療の違いや同じ部分について詳しく説明していくと、不安感が軽減し在宅療養を継続する、という選択をとる方もいますし、そのような微妙な違いを伝えることは在宅医や訪問看護師の仕事でもあると思っています。

ただ中には説明しても「病院での医療=ベストな医療」と考える家族の方も多く(特に遠くに住んでいて患者さんの生活をよく把握していないお子さんがそう考えることが多いような印象です・・)、なんでもいいから入院させてくれ、と言われることもままあります。

 

在宅医療は万能でなく、もちろんできないこともたくさんありますが、その人その人によっては病院での医療より在宅で受ける医療のほうが質がいい場合、高齢者や緩和ケア対象の患者さんの場合では多々あります。

在宅医療について知りたい方、療養の相談をしたい方、まずはかかりつけ医やお近くのケアマネさん、もしくは近所の訪問看護ステーションの看護師さんにしてみるといいと思います。きっと有益な情報を教えてくれると思いますよ。当クリニック近郊で困った方いましたら気軽に相談してくださいね。受診、という形でなくても地域の方の困った相談はいつでも受け付けていますので。

 

 

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