札幌市内では診療所の世代交代がすすみそうですね・・・・
こんにちは、札幌は宮の森のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
日々外来診療＆在宅医療していますが、空いている時間で色々な方と面会し市内の診療所や病院などの医療状況を聞く機会が結構あります。
どうしても知りたい！と言うよりは、話をしているうちに自然と耳に入ってくるというような状況ですが、その中でちょっと気になったのが診療所をそろそろ次に引き継ぎたいと思っている先生が市内に結構いらっしゃるということ・・・・ただ現実的には診療所の引き継ぎってかなり大変なんじゃないかなと思います。
金銭的なこともそうですが、一番多分困るのは病院の先生と診療所の先生が診ている患者さんの層が全く違うこと・・・病院では医療がメインで医療の話だけを外来でしていたらＯＫでしたが診療所では例えある程度専門科の診療であっても生活を抜きにした医療提供っていうのはあり得ません。病院の医師が診療所の医療に慣れるのは結構時間かかりますし、その間にこれまで通っていてくれた患者さんもおそらく前の先生とどうしても比較してしますでしょうし・・・・診療所の暖簾渡し、これからはどうしていくのかを病院も診療所の医師も一緒に考えていく必要がありそうですね。
どちらにせよこれから必要とされる医療は地域包括ケアの中でどのような医療を提供できるのか、という視点なのは間違いありません。地域の中でどう活動して貢献するのか、それを突き詰めて考えていきたいと思いますよ！！
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