これからの10年間は前例のない病院の統廃合が進んでいく~地域医療構想に関するワーキンググループの資料を読んで~

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

公的病院の在り方の議論がどんどんされていますね。第15回地域医療構想に関するワーキンググループが開催されましたが、そこでの診療や議論については公的病院に在籍していようがいまいが医療者なら理解しておくことは必須だと個人的には感じています。

↓その検討会に関してのメディウォッチの記事です。

関連記事公立・公的病院と民間病院が競合する地域、公立等でなければ担えない機能を明確に―地域医療構想ワーキング(1)

 

なぜ民間に在籍する医療者もこの議論を知っておく必要があるのか?

その理由をこの記事中から抜粋すると

▽規模の大きな民間病院がなく、公立・公的病院が地域の急性期から慢性期まで総合的な医療提供体制を担っている地域では、当然、公立・公的病院が高度急性期から慢性期までのあらゆる機能を担う

▽公立・公的病院と民間病院とが競合しているような地域(比較的都市部に多い)では、公立・公的病院は、公立・公的でなければ担えない機能(上述の「骨太方針2018」で例示されているような機能)に特化し、民間病院で担える機能は民間に譲る

▽こうした点について各調整会議で協議する必要があり、そこでは、例えば民間病院側から「●●の機能は民間病院で十分担えている」といったエビデンスを提示する必要がある

ということで

公的病院の改革=民間病院の事業計画とセットで検討、

というのが避けられないからですね。まぁ当たり前っちゃ当たり前ですが・・・ということでこの議論今後どうなっていくのかを少し注視していきたいですね。

個人的にさらに興味があるのは、医師の働き方改革がどのようにこの病院改革とリンクして議論されていくかってことですね。

公的病院改革⇔民間病院改革

病院改革⇔医師の働き方改革

皆さんの地域の自治体病院や公的病院はどうなりますかね?

一応資料から佐賀県での現在の病院統廃合は試案としてこうなっていますよっていうのが提示してありましたので抜粋して見たいと思います。

資料1-1 地域医療構想調整会議における議論の進捗状況について から

 

こんな感じの議論が各自治体でどんどんなされて、これからの10年間は前例のない病院の統廃合が進んでいくんでしょうね・・・・

 

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