公開日:2018年07月03日

【less is moreは真理】認知症の患者さんが地域で生活することを阻害する要素とは?

こんにちは、札幌で認知症の在宅医療と外来診療を行っているかかりつけ医@今井です。

第一生命経済研究所から認知症に関しての総論的な資料出ていました。まあ簡単な時流がわかる資料ですので興味ある方どうぞ!

常々思うのはこれから激増する認知症患者さんの対応って本当に医療や介護者はどうやっていったらいいのか、ということ・・・・地域で暮らすためにはどんなこと準備していけばいいのでしょうかね~、皆さんは考え有りますか?

個人的な意見ですが、逆にこんなのがあったら認知症患者さんが在宅では暮らしづらいっていう認知症の患者さんが地域で生活することを阻害する要素についてはこんなものがあげられるんじゃないかと思っています。

専門科診療

複数の専門科受診して薬の管理もできない、治療の方針もたてられない、誰も責任を持たないなどの弊害あり

病院での入院医療

病院があると常に入院っていう選択肢が一番に来てしまいがちですが、やはり認知症患者さんが病院での入院医療を受ける機会って最低限にするべきだと思います。

多職種連携

多職種連携を軽視するつもりはありませんが、多職種が関わりすぎると診療や介護も全てのベクトルが連携のための仕事、となってしまいますのでできれば関わる職種は必要最小限としていきたいですね。

less is moreは認知症患者さんの療養全般に関しても真理として当てはまると思うのは自分だけでしょうか?

 

皆さんの考えはいかがですか?よければ教えてくださいね。

 

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