公開日:2018年05月13日

道内で働く20代、30代の医師へ~そのうち札幌に帰って来れると思っていませんか?【札幌の医師の就職事情は】

こんにちは、札幌の在宅医療&かかりつけ医療の診療所を経営している医師@今井です。

今回は最近の札幌の医師の就職事情について少し書いてみたいと思います。

表題の如くです。20代30代は地方回りで仕方ない、でもいい年齢になったら札幌に帰りたいな・・・・なーんて願望もっているお医者さんいませんか?

その考え・・・甘すぎます!

現在の医師の就職の仕方

経営側からみると最近同年代、20~30代の医師からの応募を受けることが多いです。医局とは全く関係ない動きをしている方が多いですが、教授退官にあわせて医局離脱する方もいます。

印象としては半分は紹介会社、半分は直接コンタクトっていう印象ですが、とにかく就職に際し20、30代の方に関しては「自分で動く」っていう意思をもって活動されるお医者さんが本当に多いです。

年々その印象は強くなってきています。札幌で働くのに医局の順番はどうのこうのっていうより、「家族の希望があるから」とか「子供の教育を考えて」とか「医局にこのままいてもいつどうなるかわからない」っていう理由で個人で活動し始めていますね。

自分がどうしたいかは自分で決める!

明確にこう考えて就職活動している医師が多いような気がします。

札幌の医療機関の現状

さてそんな求職者をみて札幌の医療機関はどうしているのか・・・・えぇ、かなりその医師をよくみて選んでいます。

「その人は専門領域で何ができるのか」

「その人はチームに何かプラスアルファをもたらすのか」

「人間性はどうか」

「前職の評判はどうか」

etc・・・

だいぶ医療機関が選択できるような状況に札幌ではなってきつつあります。ちょっとでも評判が良くない医師に関しては紹介会社からきちんと情報も入ります。(紹介会社にとってのクライアントは医師だけでなく病院ももちろんそうなんですよ)

札幌に戻ることを考えている医師はどう行動すべきか

さてそんな状況を踏まえ道内にいる20~30代の医師はどう活動すべきか・・・・

えぇ、もし札幌に帰りたいと思っているのならできる限り早く就職活動を開始するべきです。

正直今までは医師が医療機関を選ぶ時代ではあったのですが、(札幌では)徐々に医療機関が医師を選ぶ時代になりつつあります。

断言しますがいつか札幌に戻れる、なんて考えていたら絶対戻れません!!

目標をもって行動を起こす医師だけが目的を果たすことができるのかなと思います。あと5年の内に札幌に戻りたいと考えている医師の就職ってかなり厳しくなって条件も悪くなるのは間違いないです。

将来的に札幌へ、と考えている医師がいたらできるだけ早く医局とは別に行動し始めることをお勧めしますよ~

と何か聞きたいことある人いましたら遠慮なくご連絡くださいね。

 

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