ペースメーカー留置後の患者さんの死後の処置について&読んでおきたい資料 【在宅医療の現場から】

こんにちは、札幌の在宅&在宅緩和ケア医@今井です。

毎月8~10名近くの患者さんを自宅でお看取りしています。ほぼ3~4日に一人のペースです。中にはペースメーカーやなどが留置されている患者さんもいます

病院でも患者さんをお看取りした後ペースメーカーの処置をどうするか、医療機関によって違うと思いますが在宅の現場ではどうしているか、簡単ですが書いてみたいと思います。

在宅の現場での看取り後のペースメーカー処置

結論から言うと基本的には除去などの処置はしません。たまに患者さんからどうしたらいいですか?と聞かれることがありますが、基本的には「火葬場の方にきちんと伝えてもらえればいいかと思います」と伝えます。

葬儀社の方からは「ペースメーカー抜かなくていいんですか?」とも聞かれますがその場合も「そのままでいいです」と返答しています。

医師がすることは基本的には葬儀社の方に情報が伝わるようにお伝えすること、さらに死亡診断書のその他の欄にきちんとペースメーカーありと記載する事かと思います。

↓記載例

 

埋葬時に関するペースメーカーの諸問題を考える時に非常に参考になる資料がありますので、興味ある方はこちらのP33~を是非一読ください。

火葬場の設置管理運営基準の見直しに関する研究

厚生労働科学研究費補助金 健康安全・危機管理対策総合研究事業 平成 26・27 年度 総合研究報告書

 

これから在宅での看取りが増えてくるとどう対応したらいいか悩む医療者は多くなりそうですね。上記の資料読み込んで腑に落ちる形で現状把握してみてください。

 

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