公開日:2018年04月02日

診療報酬改定で大事なことは点数を覚えることではなくその背後の考えを掴むこと【長期的な視野を持つ重要性】

こんにちは、診療報酬改定項目の解釈がまだわからない在宅医@今井です。

診療報酬の項目本当に多数変化がありましたので覚えるのが大変ですね。現場では初診料の加算が~~とか、緊急往診の終末期っていつから?とか諸々判断に迷う事がありますが4月も中旬になれば諸々の解釈が世にでるため問題は収束していくことになるでしょう。

また新しく認められたオンライン診療に関しては

保険診療上の【オンライン診療料】、実施指針よりも厳格に運用―疑義解釈1【2018年度診療報酬改定】(3)

という記事にあるようにまだまだ本当の意味でのオンライン診療を行うためには不完全であることは論を得ない状況です。

ただ診療報酬改定の議論で重要なのはあまりに短期的な視線で○○は点数が・・・・、とか△△はどうなった、とかっている議論をすることではなくその背後にある国や厚生省の考えをきちんと咀嚼し理解しておくことではないでしょうか?

今回の診療報酬改定のメッセ―ジは

①かかりつけ医制度への前進

②病床再編

③病院機能の分化の推進

③地域包括ケア病棟を本当の意味での地域包括ケアに役立てる方向に向けていく

などが重要で、それを踏まえた上で2020年、25年、30年~にどうなるかを予想して行動していくことが求められていると考えています。

ともすれば近視眼的なことばかり考えてしまいがちな診療報酬改定の話題ですがもっと長期的な視点も大事にしていきませんか?皆さんの考えはどうですか?よければ教えてくださいね。

 

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