公開日:2018年03月15日
「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」の2018年改訂ver.でましたね。
こんにちは、本日もさくさく更新の札幌の在宅緩和ケア医@今井です。
3月14日に厚生省から「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」の改訂ver.がでましたね。在宅での看取りはこれが基本となるでしょうから見ておいて損はないでしょう。
ガイドライン自体と解説と二つありますがより詳細な解説の方をみるべしと思いますのでそちらをみてみましょう。
人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン解説編
ポイントとしては本文にあるように
1)本人の意思は変化しうるものであり、医療・ケアの方針についての話し合いは繰り返すことが重要であることを強調すること。
2)本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性があることから、その場合に本人の意思を推定しうる者となる家族等の信頼できる者も含めて、事前に繰り返し話し合っておくことが重要であること。
3)病院だけでなく介護施設・在宅の現場も想定したガイドラインとなるよう、配慮すること
でしょうかね。
いずれにせよ在宅での看取りを経験する医師や看護師、ケアマネさんやリハ、MSWには必須の資料ですので今一度目を通してみてくださいね。
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