公開日:2018年03月04日

在宅医療は本当に認知されているのか??

こんにちは、日曜も外来診療中の宮の森の医師@今井です。

今回の診療報酬改定でもかかりつけ医のDrの在宅医療への誘導を国は盛んに行っていますが在宅医療って本当に医療者にも患者さんにも認知が進んできているのでしょうか?実感としては自分が在宅開始した7年くらい前からそう大きくは変化ないような気がします・・・

自分の中での感覚ですが、医師であれば

開業医の先生:在宅はやりたい医者がやればいい、土日や24時間対応は厳しいし。おれは外来やるから・・

勤務医の先生:在宅医療って何?どうやってやっているの?ふーん、あとはお願いね・・・

っていう方が多いのかなと思います。医師に関して言えば個人個人により取組は違うのは確かですがあんまり興味もってくれている、理解してくれている医師はまだまだ少ないのかなという印象です。

看護師さんは本当に病院によりまちまちですね。理解のある病院で勤務している看護師さんは本当によくわかっていますし、逆にあんまり外部と接触のない看護師さんに関しては昔と同じ意識のままではないでしょう。

一般市民の人は在宅医療について知っている人は徐々には増えている印象ですがまだまだ少数で啓蒙が進んでいないですね。



これだけ地域包括ケアと声高く叫ばれている中ですがどうしたらもっと在宅医療の現状を知ってもらえるでしょうか?診療所単位の努力はもちろんしていきますがそれだけでは限界なような・・・・・

いずれにせよ制度の充実だけでなく本当の意味での在宅医療、終末期医療の啓蒙活動がこれからもっと必要になるでしょうね。

皆さんはどう考えますか?ご意見あれば教えてください。

 

 

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