公開日:2017年11月07日

在宅医のカラー

あっという間に1日が終わりますね・・・・

 

こんにちは、時間を見つけてこまめに更新したいと思います。

本日は自分が夜間呼び出しの当番医の日・・・最近は本当に夜間や深夜往診の機会が少なくて夜間の当番の負担感があんまりないです。ちなみ夜間、深夜の往診回数ですが直近2か月を振り返ってみると9月がトータル4回、10月が7回となっています。これも定期の訪問診療の時にきちんと病状説明をして、夜間や深夜の対応についてどうしたらいいか説明しているからかなとも思います。

あと欠かせないのが訪問看護師さんの協力ですね。看護師さんに動いてもらってこちらが指示をだす、っていうことも結構ありますので本当に訪問看護師さんには感謝感謝です。

 

さて在宅医療に関わる医師を在宅医って呼びますが、札幌の在宅医の先生も色んな特徴の先生がいるって皆さん知っていますか?(いわゆる在宅医のカラーってやつです。)

とある在宅医の先生は認知症の患者さんや家族の方への対応がすごくうまいと評判ですし、神経難病の診察や経験が飛びぬけて多く自身のライフワークとされている先生もいらっしゃいます。癌緩和ケアの専門としているところもありますよね。

疾患だけではなく診療所としてのカラーがあるところもあります。自分のところのように個別住宅で重症度の高い患者さんを、複数の医師でメインにみている診療所もありますし、施設のみの(1000人みているとか!!)在宅診療をしているところもあります。

在宅専門の診療所として活動する先生もいれば、かたや”在宅は趣味の領域”と公言して昼休みの時間のみに訪問する先生もいます。

病院やケアマネさんから紹介された患者さんをみる先生もいれば、自分の診療所に通っている患者さんが通えなくなったから、長年みている患者さんのみ訪問している先生もいます。

札幌は本当にいろんな在宅医の先生が、いろんな立場で、真摯に診療をしていると思います。ただ上記のような情報って普通の人、患者さん家族は知ることは難しいですね。

もし皆さんが在宅医を選ぶ機会があるのなら、少なくとも2か所からは情報を得て決めたらいいかと思います。例えば病院のSWとケアマネから、とか、ケアマネと訪問看護師さんから、とかでもいいかと思います。本当に困ることがあれば当院であればいつでも相談にのりますので気軽にご連絡ください。

 

というわけで今日は在宅医にもいろんな先生がいますという話でした。ご自身によく会う在宅医の先生がみつかるといいですね・・・・・



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