在宅医療×ICF

毎日時間があっという間ですね・・・・

 

こんにちは、当院は職員が研修に参加したときには参加の補助をする代わりに研修のフィードバックを報告書等でしてもらうようにしています。先日当院のリハビリセラピストの桑原君が日本訪問リハビリテーション学術大会に参加したとのことでそのレポート読ませてもらっていたのですがICFを訪問リハに積極的に取り入れよう、という項目が気になりました。このICF・・・・ケアマネさんには常識だと思いますが医療職にはあんまり馴染みのない言葉(特に病院にいたら)・・・・・少し自分なりにまとめてみましたので皆さんも気軽に読んでいただければと思います。

 

↓以下自分なりに簡潔に在宅医療用に理解した内容

在宅医療×ICF

ICF International Classification of Functioning, Disability and Health

①ICFとは:在宅療養が必要な患者に対し、生きることに必要な要素を当事者目線で解析したもの。”生きる”ための構成要素を3分割にクリアカット。心身機能・構造、活動、参加から評価。その構成要素も環境因子と個人因子に分けて分類、実際に活用していく

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②ICFの利点:マイナスの視点からの決別。医学と生活モデルの結合。疾病に関わらずその人の視点で問題点の抽出、その把握がしやすい。それにより各職種がその人にアプローチする方法を考えやすい。医療職と介護職の連携ツールとして有用。

③ICFの欠点:問題抽出のレベルが低下が懸念。また問題へのアプローチ自体も全体をみつつとなるため中途半端となる。(各職種によるが)

④ICFと在宅医療:問題をクリアに!!→解決する、という医者の思考回路とは違い、現状把握→できることをしていく、という形となるため訪問看護や訪問リハ、ケアマネには使用しやすいツールだろう。今後在宅医が適応していく時に、医師としての専門職の立場、ICFという生活支援モデルの中での支援者の立場、の明確な使い分けの意識が求められるのではないか・・・

今回は本当に簡単に在宅医療者の立場からまとめてみました。ICFに興味のある方はどんどん自分で理解を深めてみてください。

 

というわけで本日のニュースはこちら、北海道のニュースです。

こちらの施設、今週金曜に内覧会とのことで当院のスタッフが大勢見学する予定です。地域によって求められる医療や介護ニーズは違うと思いますが、恵庭にこんな立派な施設ができるのは地域の人達にとってとっても財産になりますね。宮の森ではどのような形態が望ましいのでしょうか・・・・・自分も模索していきたいと思います。

 

 

遊都総研より 【ニュース】 三井ホーム北海道、緩和ケアクリニック・恵庭の複合医療施設「恵庭コミュニティービレッジ ピッセ」が6月23日に完成 北海道恵庭市 http://yutosoken.com/wp/2017/06/20/mitsuihome-2/

2017.06.20
三井ホーム株式会社(東京都新宿区、市川俊英社長)は、グループ会社の三井ホーム北海道株式会社(札幌市東区、田口修社長)が建築する緩和ケア複合医療施設「恵庭コミュニティービレッジ ピッセ」(北海道恵庭市)が、6月23日に完成すると発表した。

同プロジェクトは、「在宅緩和ケアの推進」と「高齢者が最後まで安心して暮らせる場所の提供」を目的として、事業主が自ら所有する北海道恵庭市の約2万2,000㎡のうち約6,000㎡を開発し、サービス付き高齢者向け住宅棟、クリニック棟、デイケア棟の3棟を1つの敷地に集約する形で計画したもの。
北海道内では希少な緩和ケアセンター的機能を有した複合医療施設となる。
20170620三井ホーム

事業主の医療法人社団緩和ケアクリニック・恵庭(北海道恵庭市、柴田岳三理事長)は、「高齢者にとって住み慣れた木造建築物と木のもつぬくもりは、心身のケアにつながる」との想いから、3棟全て木造での建築を希望。
医療施設系建築の経験を豊富に有する同社グループの三井ホーム北海道が建築を受託した。

同医療法人は、北海道における緩和医療の先駆者として、2010年緩和ケアクリニック・恵庭を開設。
恵庭市を拠点に、訪問診療など一般在宅療養患者の支援をはじめ、がんや難治性疾患などによる辛い痛みに対する症状の緩和ケア(ホスピスケア)、セカンドオピニオンを含めた治療法や治療場所など、各種相談に応じている。
同物件では、広い敷地を活かし、在宅で24時間緩和ケアを提供できる医療・看護・介護施設に加え、サ高住を整備することで緩和ケアセンター的複合施設を目指したという。

「恵庭コミュニティービレッジ ピッセ」の建築地は北海道恵庭市白樺町3丁目22-1、23-1、24-1。
敷地面積は、高齢者住宅棟が3,386.85㎡、クリニック棟が
1,639.67㎡、デイケア棟が921.50㎡。
延床面積は高齢者住宅棟が997.54㎡、クリニック棟が244.65㎡、デイケア棟が251.69㎡。
階数は高齢者住宅棟(26戸)・クリニック棟が2階建、デイケア棟が平屋。
工法は木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)。

日時: 2017年6月20日 10:00

 

 

 

ICFも介護施設も、全ては医療スタッフの質があってこそ・・・・当院は”医療の質”にこだわっていきたいと思っています・・・・(内覧会に誘って頂いた西○さん、ありがとうございました、金曜日自分は行けないですがお願いしますね)