セニラン座薬は在宅では使用不可?

今日の中央区は除雪が完璧ですね・・・

 

こんんちは、毎度レセプトの増減点は気にしてみているのですが、なんと癌の患者さんに使ったセニラン座薬が今後査定されますよとの情報が薬局さんから連絡ありました。不穏の状態かつ経口からの薬の投与が不可能で、かつドルミカムなどの注射まで使うまでもないくらいの患者さんにはこのセニラン座薬結構な頻度で使っていましたが・・・・確かに添付文書の用法をみると「麻酔前投薬」って記載されていますね・・・・確かに在宅では麻酔前投薬は使わないけど・・・・・

http://www.seirei.or.jp/mikatahara/doc_kanwa/contents4/27.html にあるようにセニラン座薬って結構在宅医の皆さん使っているのではないかと思います。が保険上査定されるのであれば使用できる座薬の選択肢が少なくなりますね(でもおそらく査定されても使いなれているので使用することになると思いますが)、皆さんの地域ってどうなんでしょうか?在宅で、特にターミナルの患者さんについては経口以外の投薬経路、投与薬剤をどう考えるかって結構重要な問題なので、できればこのような査定は減らしてほしいです・・・・

あとお知らせですが20日に札幌同交会病院さんで当院の和田先生と「在宅医療でできること」っていう題で講演してくる予定です。在宅医療について病院のスタッフさんに話できる機会を頂けること、大変ありがたいです。与えられた時間で何を伝えるか、週末に段取り考えたいと思っています。今年は当地域で、診療所と各病院との連携をどんどん深めていくのことを頑張りたいと思います。

 

さて本日の医療記事はこちら、薬といえば平成26年4月から平成27年3月までにどのお薬がどの年代にでているのか、レセプト情報を基にNDBデータとして公表されている資料みつけました。是非各自色んな視点でみてみてください・・・・・http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139390.html の内服 外来 性年齢別薬効分類別数表です

これをみて自分が感じたこと

①70、80歳代はさておき90歳以上の高齢者にでている薬の量って結構あるんだなと。(減らせないかな?)

②低年齢(0~4歳くらいまででも)児にも結構リスパダールってでているんだな、精神科領域ではやっぱり必要なのか?とびっくり、また抗不安薬などは若年代でもかなりでているのかなっていう印象です(抗痙攣薬は仕方ないですが)

③医療用麻薬ではタペンタやメサペインってまだまだ使われていないんだなぁ

くらいですかね。↓ちなみに男性の医療用麻薬の種類別の処方数を抜き出してみます。右側の数字は処方数です

図1

図2

 

 

セニラン座薬くらい査定されずに在宅で使えるように、今後配慮してくれるような時代になるといいですね・・・