公開日:2016年12月30日
年末の御挨拶
今年も残すところあと2日・・・(もちろん診療は明日も明後日も入っていますよー)、1年を振り返ってみると結局今年も例年通り全力疾走で駆け抜けた1年だったと思います。特に一番の大きな変化を挙げるとすれば、やはり医師が複数医体制をさらに充実できたこと・・・開業当初の1人で数年やっていたことを考えると現在は雲泥の差です。待機自体は自分がやっぱり日数が多いですが全く苦になりません・・・
診療面では本当に色んな患者さんと出会い、そして残念ですがそれと同じくらいの別れがありました。どの患者さんも、本人の顔はもちろんそうですが、頑張って介護していたご家族の顔がたくさん浮かんできます。長期療養病床を選択した方、GH入所した方、本州の御子息の所に引き取られた方、はたまた限界まで独居で過ごしその後ホスピス病棟に入院された方、家族の方に最後まで横で見守ってもらい亡くなった方・・・・・人生って本当に人それぞれ、在宅に関わるようになって本当にリアルな患者さんの生活や息遣い、”生きること”に対する考え方が肌感覚で年々理解できるようになっているように思います。ずっと病院で働いていたらこの感覚、永遠にわからないでしょうね。
来年はさらに多くの在宅医療が必要な患者さんの役に立てるように、前向きに、自分の中で目標をしっかりともって、楽しみながら進んでいきたいと思います。そんなわけで今年もお世話になりました。来年が皆さんにとってよい1年となりますように!!
最後は今年の個人的な印象深い写真貼って終了です