公開日:2016年12月09日

在宅医療に役立つ情報集

早朝から緊急往診でしたが上着着るの忘れてしまいました・・・ものすごく寒かったです・・・

 

こんにちは、札幌の在宅医ってどの程度いるのか皆さんよく知っているでしょうか。おそらく正確な診療所の数とかその診療所のアクティビティって表に出てこない情報ですので結構把握するのは難しいと思います。札幌市医師会でも在宅療養情報マップ(https://www.spmed.jp/z/)で在宅医の紹介をしていますが、その数中央区だけで17件・・・・・どの先生にお願いするか迷いますよね。その先生の考え方や在宅診療の実績、24時間対応の有無や連携している病院、施設などもわかれば、依頼する側、患者さん、家族にとって非常に役に立つこと間違いないと思います。

ではそんな情報まとまっているもの、ないのでしょうか?・・・・それがあるです・・・今年の6月に在宅医療協議会で発行された「在宅医療に役立つ情報集」です。↓こちらです

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約140ページ、診療所も各区ごとに100件近く詳細な情報が載っています。

ちなみに他の診療所のページは公開できませんが、当院のページはこんな感じです↓

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在宅医療に関わる色々な情報もこんな感じでどんどん公開されていけばいいですね。この情報集、今は一般には非公開で限られた範囲でしか公開されていないです。興味ある方いましたらできる範囲で内容お答えしますのでご連絡ください。

 

さて本日の医療ニュースはこちら、第102回社会保障審議会医療保険部会で討論された内容です。以下に要旨をまとめます。

①高額療養費制度の見直しについて~70歳以上の高齢者の自己負担の引き上げ、外来の上限特例の廃止

②後期高齢者の保険料軽減の特例の見直しについて~特例中止の方向でほぼ決定

③入院時の居住費に関わる患者負担の見直しについて~引き上げの方向で検討

④金融資産等の保有状況を考慮にいれた負担の在り方〜要検討、現在は時期尚早か

⑤かかりつけ医の普及の観点からの外来時の定額負担~具体的に検討をすすめる

⑥スイッチOTC化された医療用医薬品に係る保険償還率の在り方〜検討すすめる

⑦子ども医療費助成に係る国保の減額調整措置の見直しについて~対象の見直し

⑧任意継続被保険者制度について~内容について今後要検討

 

こんな感じでしょうか。気になる方いましたら以下の原資料を各自で確認してみてください(時間ないので今日はPDF貼りません)ここで討論されている内容、近いうちに8割方は必ず実現すると思っていいと思います。今からどんな準備できますかね・・・・・考えないと・・・

第102回社会保障審議会医療保険部会 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000145152.html から 議論の整理(案)http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000145191.pdf より

 

さて午後も待っている患者さん宅に行ってきまーす