公開日:2016年09月23日
宮の森記念病院での講演会に参加します、興味のある方は是非ご参加してください
すっかり秋ですね。
こんにちは、なんでしょうか。例年になく忙しい時期が続いています。先月は紹介して頂いた患者さん28名、今月も既に24名の方の診療開始しています。ただ当院のクリニック、重症度の高い患者さん多いので紹介されてくる患者さんも多いですが、その逆に入院する患者さんもとっても多いんです。他の在宅クリニックの患者さんが200名の患者さんみていたら、そのうち月で入院する患者さんはおそらく3%程度、月5,6人程度だと思います。当院の場合大体7~8%程度、現在300人程度みていますので入院したりお看取りしたりする患者さんは大体毎月20人程度となります。
当院の診療スタンスは在宅での療養をできる限り続けてもらうように診療する、という方針ですがやはり介護力に不安が出てきた場合や病状によっては入院した方がいいなっていうケースでは無理に何が何でも在宅!!っていうことはなく適切な施設や入院先をご紹介しています。
在宅でみている患者さんを入院紹介する病院、もちろんですがどこでもいいよって訳では全くありません。認知症の患者さんの対応がきちんとできるのか、治療の目標設定が在宅復帰を意識したものとなっているのか、リハビリはしてくれるのか・・・・・などなど色々その病院のスペックと患者さんの環境や状況などを考えながら入院先を自分達は考えていきます。なんてったって大事な患者さん預ける訳ですから
そんな状況ですがよく入院を依頼する病院、宮の森記念病院さんで講演会することになりました。
在宅療養する患者さんをバックアップしてくれる地域包括ケア病棟に在宅医が何を求めているかを簡単に話してみたいと思います。興味のある方がいましたら是非ご参加ください。お待ちしております。