絶叫間違いなしです
今日が神宮際最終日なんですね、土日までやると思っていましたが・・・・皆さんいきましたか?
こんにちは、当院のような在宅(ほぼ)専門の医療機関の場合なんですが、訪問診療依頼される患者さんはある程度医療的に重症度が高い患者さんだとか、認知機能がかなり低下して周辺症状が悪化した患者さんなどの割合が多くなっています。それ自体は全然問題ないですし、そういう患者さんを診察していくことが自分達が存在する意味なんだろうなと思っていますが・・・・最近訪問看護師さんの問題で少し困っています。
札幌くらいの規模の都市では訪問看護ステーション、本当に多々あります。施設つきのステーション、リハビリメインのステーション、株式会社運営のステーションなどなど、そんな多様なステーションさん、24時間や緊急時の対応していないところ結構あるんです。が、当院で診察が必要な患者さんってやっぱり土日や深夜含め緊急時の対応が必要な方が多いので、そんなステーションさんと組んだ時どうなるかというと・・・・ええ、医療的というか困ったこと全て診療に投げられるんです、ほんとです・・・
↑そんなときの自分、絶叫間違いなしです(イメージ図)
訪問看護入っているのに緊急時の対応ができないからって平日の昼間から診療で浣腸?・・・個人的にはおかしいと思うのでどんどんケアマネさんには伝えるようにしていますが・・・・・ケアマネさんも・・・・・・です。
看護師さんで、もし訪問看護で働こうと思っている人いたらよく覚えておいてください「24時間や緊急時の対応していない訪問看護ステーションさんは、なんだかんだありますがやっぱり他の職種から本当の意味での連携をとるのは難しいと思われている」っていうことを・・・・時間的な問題だけでなくそういうところはやっぱり質的にも問題あることが多いです。なので訪問看護するつもりがあるのならできればきちんとしたステーションで働いてほしいなと個人的には考えています。
さて本日のニュース紹介ですがこの内容です。地域包括ケアのあるべき姿を追及して、5月20日に地域包括ケア推進研究会準備委員会から提言書がだされていますので少し遅くなりましたが紹介しますので確認してみてください。2018年度の医療と介護の診療報酬同時改定にむけてどうなるべきか、さらにその先は・・・・・・昨日も書きましたが、これからこのような提言が多々でてくると思います。個々人が早めにこのような提言書の中身を吟味し自分なりにこの国の将来の形について予想すること、さらに予想するだけでなく現実的に考えたことを行動に移すことがとても大事と考えています。
自分としてはこの提言書はとても興味深いと思います。自分なりに面白かった点は「在宅医療の外付け」「何か決めるとしても要介護3以上など、ある程度の線引きがでてくるのは必須」「生活支援はもはや介護保険外にする必要あり?」などでしょうか。皆さんは何を思いますか?
「地域包括ケア 推進研究会 準備委員会」 の提言書 http://www.nagaokafukusi.com/wp-content/uploads/2016/05/227788b0b6e227633b16e150ff40b02e.pdf
でも色んなステーションさんがあるのも多様性があってそれはそれで面白いってのも在宅医療の一面としてはあるんですよね・・・ (大変ですけどね)