公開日:2016年03月17日

中央区ケア連絡会

3月15日のケア連絡会に私も参加させていただきましたので併せて報告したいと思います。

私立札幌病院緩和ケア内科の小田 浩之先生の講演でした。
緩和ケアでの実践や取組みを事例を通し写真や歌声も交え、楽しくとても心に残る素晴らしいお話を伺えました。
緩和ケアとは・痛みをとる・苦しみに気づく・そばに寄り添う事の3つだとおっしゃいました。癌の終末期を迎えられた患者様やご家族様の残された時間をいかにその人らしく過ごす事ができるか。私達がどんな風に寄り添い何を聞き何を受け取り何をしてあげられるのか。
とても難しい課題です。私自身短い時間の中で関わりがうまくできなかった事を悔やむ事ばかりでした。
先生のお話を聞き、また先生の真摯に向き合う姿勢を拝見し自分も少しでもそんな関わりができるよう努力していきたいと思います。

私も2年前に父が癌で亡くなりましたが2ヶ月間ほど緩和ケア病棟にお世話になった経験があります。明るくて優しい医師や看護師さん達に囲まれ父はいつも良い顔をしていました。大好きな日本酒を呑みたいという望みも叶えてもらい家族で過ごす事もしばしばありました。改めてお世話になった病院の皆さまに感謝したいと思いました。