夜間の往診の時に

今日は夕方から退院時カンファレンス2件ありました。どちらも神経難病の患者さんの退院時カンファレンス。当院のソーシャルワーカーと看護師とととも参加してきました。

カンファレンス時にはできるだけ自分は家族や患者さん自身、または訪問看護師さんなどの意見を聞けるように聞き役に徹するようにしています。あっという間に時間がすぎ終了時には6時を過ぎていました。

それから往診依頼が2件あり患者さん家を回っているときに青森ご出身の患者さんから煎餅のごちそうがありました。

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20時すぎで若干疲れてもいたので暖かい差し入れを喜んで頂きました。こんな患者さんとのやりとりがあるから訪問診療は通常の外来より楽しいし、やっていてうれしくなりますね。

明日からもまた頑張ろうとありがたく思えたひと時でした。

気になるニュースなど

元々自分はどちらかというと医学以外にもできるだけ知らない分野の情報、本をできるだけ読もうと思っています。

本屋ぶらぶら歩いたときに気になる本が目にはいったら、できるだけ購入するようにしています。買った本は机の上横に積み上げて時間がある時にちらほらとページをめくる、いわゆる積読派です。(最近は忙しくてたまりにたまってきています、下の写真は自宅仕事机の積読している本達です、決して積んでるだけではありませんので・・・・・)

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他にもブログなどもできるだけ広く、色々みるようにしていますが先週気になる記事がありました。やっぱり医学関連の記事でしたがみなさんには情報届いていますか。

米29歳女性をめぐる「安楽死」大論争:「尊厳をもって生きる」こと

http://www.huffingtonpost.jp/foresight/euthanasia_b_6039600.html

記事の内容に関しては各自みてもらうしかないですが、この記事をみて自分の状況から考えたことは、今後の在宅医療における様々な意思決定の場において、「尊厳をもって生きる」道を患者さんや家族に選んでもらえるようにどのように話をしていくか、ということでした。多様な価値観がある時代、また特に過疎地ではなく札幌などの都市圏では医療に関しても様々な選択肢があります。その中でどうしたらその人らしく最期まで過ごせるように医療を提供できるのか、一人一人の患者さんをみながらしっかりと考える必要があると改めて感じました。

記事を読んでみなさんは尊厳死と安楽死、特に安楽死についてどう思い、感じましたか。安楽死の権利は各個人にはあるのでしょうか、日本でも認められるべきでしょうか・・・

在宅医療におけるソーシャルワーカーの役割

当院は札幌市内の在宅療養支援診療所では比較的珍しく医療ソーシャルワーカーさんに勤務してもらっています。勤務してもらうまで、もしくは勤務開始してもらってからもしばらくの間は在宅医療におけるソーシャルワーカーの役割についてどうしていくか、自分も勤務してもらっているワーカーさんも五里霧中の状態でした。

ただ2年間一緒に働いてもらっているうちに、現在は仕事をしていく上で二人とも欠かせない重要な仕事を担ってもらうようになってきています。この2年間で自分が考えた在宅医療におけるソーシャルワーカーの仕事は簡単に述べると以下の点になるでしょうか。

①在宅医療、介護保険の相談なども含め生活全般における療養上の問題に関する相談、支援

②急性期や他の在宅療養支援病院、薬局及び介護施設との連携

③地域のケアネットワークの作成、啓蒙活動

④診療所内での医療事務、医師、看護師のサポート、内部での調整役

私見ですが程度の規模の在宅療養支援診療所にはソーシャルワーカーは必須だなと考えています。診療報酬上少しでも加算などがつけば、もっと在宅療養支援診療所にワーカーさんが勤務する道が開けるのですが・・・・・それは難しいですかね。

 

 

そんな在宅医療にもっと参加してほしいソーシャルワーカーさんむけに。来月11月29日に宮の沢のちえりあで講義することになりました。http://www.hmsw.info/assets/files/2014kensyu/141129tirasi.pdf

実践講座_01

当院のワーカー、渋谷さんと参加してきます。どんな内容にするかはこれからじっくり考えますが、その前にアイスブレイクは絶対しないと・・・・すべるかなぁ、渋谷さん一緒に頑張りましょー!!

開業してから3年

早いもので診療所を開設してから3年経過しました。この3年間は診療面のみならず診療所運営面でも予期しないこともありましたが、諸々本当にいい経験ができたと思っています。

実際自分でもどれだけ患者さんをみたのか調べてみたかったので時間みつけてカルテから簡単に統計だしてみました。こうやって数字でみるとこの3年間で結構な人数をみてきたと改めて実感しました。今年も冬に向かい時期的には大変になってきますが、これからもできる限り紹介された患者さんは頑張ってしっかりと診療していきたいと思います。

以下統計の数字です。みなさんは何か思われるところはあるでしょうか。

①初診患者さんの人数

23年 32

24年 206

25年 215

H26年8月末まで 158人

②退院時カンファレンス回数

H23年 11回

24年 50

25年 53回

26年8月末まで 36回

③自宅での看取り数

23年 9

24年 40

25年 59

26年8月末まで 47

これ以外の統計や資料は今後時間あるときに振り返ってみます。資料や当診療所について何か質問あるかたは気軽に連絡ください。

秋ですね。

今日も宮の森の患者さん宅に伺って診察していました。

ベットを昨日搬入したその患者さんの目の前に大きな窓がありそこから山の紅葉がきれいに見えます。

見慣れたきれいな景色がみえるのはやはり病院とは違いますね。こういう景色ひとつとっても無機質な病室よりは自宅での生活がやっぱりいいものだと自分は思いますが皆さんもそうですよね。

きれいな景気に見とれているうちに冬が来なければいいのにとふと思ってしましました。

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また今日はありがとたいことに患者さんの診療を30分ほど行って帰るときに、患者さんの息子さんから「先生診療している間に洗車しときましたよ」と言って頂きました。汚かった自分の車が本当にきれいになって感謝感謝です。

在宅の仕事をするようになってから勤務医時代より患者さんや家族の方に直接感謝の言葉をもらえたりする機会が増えたと思います。ありがたいですし医療職ってやっぱり人から感謝されるのが一番仕事のモチベーションになりますね。

きれいになった車でまた明日から頑張ります。

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開業以来使用している車。3年で6万キロちかく走っています。目指せ20万キロ!

見学者

金曜日は訪問診療の見学者の看護師さんが二人こられました。

小樽市内の病院からの見学者でしたが今後在宅復帰をすすめるにあたり在宅医療について見学したいとのこと、どんな医療ニーズやケアを必要としている患者さんをみているのか実際に説明しながら診療していました。

会話の中で小樽での在宅医療の実際についても話を聞きましたが、やはり在宅復帰にあたり病院側の問題だけでなく、患者さんを受ける側の医療機関や訪問看護ステーションを探すのには苦労していますとのこと、札幌以外の地域の実情を聞ける、実はこちらにとっても貴重な経験でした。

17時まで一緒に同行して解散。「こんなに一日で回るんですねー」とのこと。

ところが実はまだ終わっていなくてその後一人で21時過ぎまで診療を継続していました・・・・・(いつも遅く訪問する患者さんすいません。)

 

お医者さんでも看護師さんでも見学希望者は気軽に診療所にご連絡ください。可能限り受け入れる方針でいます、

 

研修会関係の話題

あまり研修会などには参加する時間がなかなかまとまって取れませんが、11月9日に個人的に気になる研修会があります。音楽療法学会の北海道支部研修会です。

http://www.k3.dion.ne.jp/~jmta-h/event.html

厚生病院の緩和ケアセンターをご担当されている福原先生が公演されるとのこと、いつか在宅でも音楽療法を通してターミナルケアができれば・・・・と思っていましたがまずは先生がどのように緩和ケアの中での音楽療法を位置づけているのかを拝聴してきたいと思います。

在宅医療で音楽療法を導入するのは、患者さんや家族との新たなコミュニケーション方法が確立できたり、認知やメンタル面での治療の一助になるのではないかと考えていますがはたしてどうでしょうか。

時間があれば是非関係者の方にも声をかけてみたいと思います。