放課後デイに関わる福岡県宗像市の役所の対応があまりにも・・・・自分の国保の問題なんか比じゃないですよ
先月の国保の査定に納得のいかない札幌の医師@今井です。
どの都道府県でも役所の対応で有り難かったこともあれば自分のように理不尽で納得のいかないことも経験することはあるかと思いますが、ツイッターで流れているこの件は本当に役所の対応ひどいですね。
福岡県の児童デイの責任者(SW)の方のツイートです。自分がこの立場なら絶対役所に殴り込んでいると思いますよ。
以下参考にしてください。
自己紹介からいたします。
基本は相談員。
社会福祉士会では独立型社会福祉士と言われていたりします。
20年以上、発達障害の支援をしております。
今は会社を興して、
放課後等デイサービスという、障害児のための事業も行っております、事業主でございます。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
ウチの事業所では、放課後等デイサービスでは、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士など、たくさんの専門職が発達障害児の支援を行っております。
去年の県の行政指導でも、こんなに頑張ってるところは見たことない!とお褒めの言葉をいただいたくらいです。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
今年度から、放課後等デイサービスのシステムが変わり、専門職を沢山配置するためには、1型と言われる事業所にならないといけません。強度行動障害という、かなり問題ある表現をされる、でも、頑張ってる子どもたちが50パーセント以上いないといけないと、今年2月くらいに急にフワッと言われました。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
正直、強度行動障害は、1980年台後半にキリン財団の研究から言われ始めたローカルな言葉です。重度の知的障害がある入所の方々を対象にした調査研究でした。ウチの事業所の療育のチーフも大学院で強度行動障害の研究をしていたので間違いなく。
厚労省がそれを安易に児童に適用してきました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
強度行動障害の指標は、あまりに知的障害のない発達障害児の臨床像と離れ、解釈すれば当てはまりはしますが、保護者にしてみれば、受け入れ難いような項目でした。でも、国の決まりですから、仕方ありません。指標通りに児童が区分分けされることになりました。3月末くらいの段階です。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
私は危機感がありましたが、当事業所の利用児童には標準化された適応尺度のVineland IIをとっており、療育の必要性は証明できましたので、療育が継続できると思っていました。今もそうです。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
福岡県は政令市を除き、県が事業所を指定し、市町村が受給者証を発行するシステムになります。受給者証とは、児童が放課後等デイサービスを利用する証明書で、健康保険証みたいなものです。そこに、強度行動障害児童(指標該当児童)と記入されることになります。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
4月の放課後等デイサービスの新システムに対応するためには、それぞれの児童が該当児童(強度行動障害児童)か、非該当かを区別する必要がありました。しかし、3月末に市町村に降りてきた話で、市町村は混乱しました。我々…一番には児童が巻き込まれました。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
私は正確に「療育の必要性」に基づいて判断されれば良いと思っていました。しかし、指標は重度の知的障害前提なのでおかしく、市町村の窓口担当者が療育の必要性を判断できるとは思えませんでした。私は、厚労省にも、県にも、指標判断に問題があることを伝え、市民でもある宗像市には話に行きました。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
29年度の担当者はなるべく児童に不都合がないようにしたいと言い、私の指標解釈や、Vineland の有効性などを真面目に聞いてくれました。
私は療育が必要な子どもにこれからも良い支援ができると思っていました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
ところが、29年度終わり頃に、私が宗像市の障害担当者に電話すると、今まで話したことのない男性職員が出ました。
指標の話をすると、
彼は「強度行動障害は治らないから、介護状態の児童を指す」といいはなちました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
私は療育と介護は違う話、良くなることを前提として支援している話をしましたが、
宗像市市職員の彼は、「障害は治らない」「大人になっても治らない」とバカにしたような口調で私に言い放ちました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
腹が立ったので、基本的な障害は治らなくても、行動障害は良くなる、社会適応は良くなる、そのために療育があると言いました。
すると、宗像市市職員の彼は「何のためにそんなにムキになってるんですか?」とバカにしたように言いました。
その時、私はお金のために言ってると思われてると悟りました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
怒りに震えましたが、市からするとそう思われるのかもしれないと胸に収めました。3月末に、宗像市から、宗像市の児童が利用している放課後等デイサービスが集められました。
そこで、指標の判断は、放課後等デイが行い、相談支援専門員(ケアマネ)が取りまとめることと言われました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
見知らぬ男性職員が、足を組み、我々事業所を指差して、「できないんだったら!2型で行けばいいんですよ!」と言い放ちました。あの電話の人だと分かりました。
何度も言いますが、1型2型と決めるのは福岡県であって、宗像市は関係ないのです。そんなことも分からない職員が、我々に命令してるのです。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
呆れかえって、私は反発しました。
なんだか分かんないままに会議は終わりました。
とにかく、あんなに態度が悪い20代と思われる公務員は初めて見たので、スタッフと呆然としてました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
そのあと分かったのですが、驚くべきことに、その態度が悪く、介護と療育の区別がつかない公務員が、新年度から宗像市の障害児の担当になるというのです!
…ちょっと休憩します。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
年度末ギリギリにその宗像市市職員は、「1週間で利用児童全員の指標の点数とその根拠を出せ」と一方的にFAXしてきました。ご丁寧に「間に合わないところは、2で(安い報酬)でお願いします」と言ってきました。
大変な労力、しかも、市の仕事を丸投げしてるのに、なんたる態度!
でも、児童のため…— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
私は1週間、保護者から指標の聞き取りと、希望があった方からのVineland 検査を行いました。
保護者はみんな、こんな重大なことが行われているのに、市民に何も知らされてないことに憤ってました。
私は食事も睡眠も出来ない状態でアセスメントしました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
スタッフに負担と責任を負わせるわけにはいかなかったし、保護者を蔑ろにして点数を出したくありませんでした。
Vineland を取ってない児童を不利益にするわけには行きませんでした。
宗像市に1型とか2型とか判断する権利はないのですが、憔悴しながらも、とりあえず報告はできました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
宗像市市職員について、上司に苦情を言ったところ、驚くべきことに、その人は社会福祉士ということがわかりました。
障害担当課は、「専門家」ということで、彼を上げ奉ってたようですが、あまりの専門性の低さに呆れ、専門家の前に、公務員としての常識を身に付けるよう、上司に頼みました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
上司の人たちは、やる気はある青年なのだと一生懸命庇ってました。
その後、福岡県に1型として十分な書類を提出し、福岡県からも、「もっとこうすれば加算も取れる!」とすら言ってもらいました。
我々は、これからも発達障害児のための質の良い支援ができることが嬉しくてたまりませんでした。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
福祉業界では、月の10日までに前月の国保連に報告し、
次の月に報酬をもらうシステムです。
我が事業所の管理者は新システムをしっかり精査し、ちゃんと国に報告しましました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
今朝、例の社会福祉士であり、専門家と自負する、宗像市市職員から電話がありました。
「自分の処理が終わらなかった。強度行動障害の報告が国にできていないので、きっと請求が取り下げられるだろう」「覚悟してほしい」と。
「すみません」と。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
間違った請求をすると、加算だけでなく、その児童全ての国への請求が「0円」になってしまいます。私たちは悪くありません。
その宗像市市職員は「職員で強度行動障害研修受けた者がいるか?」と言いました。
何度も言いますが、県には届けており、宗像市には我が事業所を判断する権利はありません。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
国保連の方が驚いて、その宗像市市職員に問い合わせてくれました。
その宗像市市職員は、他の「強度行動障害をどうしたらいいか?」と問い合わせがあった事業所には、「自分の処理が間に合わないから加算を付けないでほしい」と言っていたことが分かりました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
つまり、請求の〆切前から、自分の失敗が分かっていながら、加算を付けると大変なことが起きると分かっていながら、事業所に告知していなかったのです。
国保連の担当者は、とにかく明日までに強度行動障害の加算を外して請求すれば、基本的な報酬は入ると提案してくれました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
私たちは合同会社です。今月は決算で大変です。
その中、事務スタッフは、他の上限管理(請求担当)の事業所に連絡し、報酬を全部やり直さないといけませんでした。
丸一日かかりました。
我々は何の過失もありません。
これは、我々の仕事なのでしょうか?
宗像市はなぜこれをしなかったのか?— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
そして、予想通り、我々の請求額は30万円近く減ってしまいました。
給料と税金とローンはどうにかなっても、ボーナスの一部が苦しい。
多分、私がポケットマネーから支払うでしょう。全く過失はなく、宗像市市職員の事業所が判断できるという誤解のせいです。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
しかも、福祉事業所を見下し、足組み腕組みで講釈たれ、「〆切が守れなかったら2で(安い報酬で)お願いします」と、それはそれは偉そうに言った宗像市市職員の失敗のせいです。
その、20代の専門家を自負する、介護と療育の見分けがつかない、宗像市市職員のせいで、私は膨大な労力と人件費、
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
精神的苦痛、そして、職員のボーナスを失ったのです。
その詫びは、
「自分の判断ができなかった(←しなくていいやつ)ので、請求できません。覚悟してください」という、電話一本です。
これが、宗像市の障害福祉課です。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
精神的苦痛は失ってないです。
精神的苦痛を受けたのです。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
不審に思ったのは、専門家を自負する、介護と療育の区別がつかない宗像市市職員を庇ってた上司です。
こんな重大なこと、なんで知らんふりしてるのか?
まさかと思うが、これだけのことをしでかしておいて、上司に報告していないのではないか?
まさか…まさか…と、スタッフと疑心暗鬼になりました。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
私は名指しで、宗像市市職員、そう、専門家を自負する社会福祉士の上司に電話しました。
「今日の話を知ってるか?どう思うか?」と。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
上司は震えていました。
「国保連に電話していたのは知っている」
「そんなことになっているのは知らなかった」
と。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
行政の失敗、しかも、偉そうに福祉事業所を見下してる公務員のミスで、請求が出来ず、事業が立ち行かなくなるなんてありえない。
100歩譲って、失敗したとして、それを、専門家気取りの偉そうな公務員の「すみませんでした。覚悟してください」みたいな電話一本で済ませるなんてありえない。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
しかも!一部の事業所には加算請求したら大変なことになることを伝えておきながら、告知しないなんてありえない。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
なんにしても、そんな重大なことをしでかしておきながら、自分の電話一本で済まされると思っていることがありえない!
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
専門家だとか、やる気があるとかどうでもいい。
とにかく、
宗像市市職員として、公務員として、社会人として、一般常識として、
ありえないんですよ!って怒ってました。
上司に。
今日。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
これが宗像市です。
これが宗像市の障害児の現状です。
他にも専門家を気取る宗像市市職員の謎解釈で、子どもたちが酷い権利侵害を受けていると聞きます。
まだ、1月半しか担当してないのに。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
厚労省の放課後等デイサービスのシステムもおかしい。
宗像市の障害児の理解もおかしい。こんなことに巻き込まれて、
最終的に被るのは子どもです。2月初めからずっとこの件と闘ってきて、県からの話で、
やっと光が見えてきたと思ってたのに。— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
公務員が動かしてるお金は税金であり、
それで、支援も成り立つことを真剣に考えてほしい。自分たちがお金を出してると勘違いしないでほしい。
私たちの税金です。
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
………チックショー!!!!
— tokage (@stratokay) 2018年5月15日
っていうことであり得ない話ですがこんなこともあるんですね。是非当該事業者の方は泣き寝入りせずに市の責任追及頑張って欲しいと思います。まあ市の責任って結局は市民の税金での補填になるんでしょうが、同じエラーを繰り返させないためにも重要ですよね。
・・・なんかこの報告みたら自分の方はどうでもよくなってきましたが、まあそうは言わずに自分の持ち場で正々堂々頑張っていきたいと思いましたよ。
医療、介護、障害の事業者の皆さん、行政の作為、不作為、システムエラーには気をつけましょうね~。
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