Life won’t wait for the right answer~在宅医療の現場から~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です
「あっちの治療法の方が良かったんじゃないか」 「このタイミングで在宅に切り替えたのは正解だったのだろうか」
在宅医療という選択をされた患者さんやご家族の心には、時としてこうした「正解」を求める苦しい問いが浮かぶことがあり、在宅医療者で家族と近しい関係を持てる人は何度か聞かれた経験、あると思います。 大切な人生の節目だからこそ、絶対に間違えたくないと患者さん家族が思うのは当然のことですよね。
そんな時は皆さんどう返事されていますか?
自分ですか?多くの患者さんを診察する中で、今井が感じた、教わった一つの真実があります。(あくまで今井にとってです(^^♪) それは、
「正解を探して立ち止まること」よりも、「今、どう過ごしたいか」という直感を信じて動くことの尊さ
ですよ。
1. 「いつか」ではなく「今」の心地よさを!!
ある急性期病院から退院された患者さんのエピソード。
その患者さんは、「体調がもっと安定したら、庭の花を見たい」「もっと元気になったら、家族とあの話がしたい」と、”前提として常に条件が揃った未来”に正解を求めていらっしゃいました。
しかし、当然ですが体調には波があり、病気事態も進行性に変化する疾患・・・思う通りの万全の準備が整う日は、なかなかやってきません。
ある日、その方が「先生、今どうしても庭に出たいから手伝って」と、その瞬間の欲求に従って希望がでましたよ(^^♪
(医療者と)患者さんとご家族が笑いながら庭に出た作業していたその時間、今井はどんな完璧な事前準備や治療計画よりも、その方にとっての「正解」になったんじゃないかなと感じました。
2. 在宅医療に「正解」はない、あるのは「納得」では?
在宅医療の現場において、医学的なベストとその人らしい生き方のベストは必ずしも一致しません。 どれだけ情報を集めても、100%の正解を導き出すのは不可能です。なぜなら、病気には、体調には、人生には予期せぬ変化がつきものだから・・・
そんな経験を複数した後に、今井はやっぱり大切なことは、「選んだ道が正解かどうか」を悩むことではなく、 選んだ道(今の療養生活)の中で、いかに自分たちが納得できる時間を積み重ねていくか。、その「納得の積み重ね」が、後になって振り返った時に、何物にも代えがたい経験や思い出になるのかなと数多の患者さんとその家族に教えて頂きました。
3. 小さな「できた」を積み重ねることの重要性
「正解」という大きな答えを出そうとすると、疲れてしまいますよね。 そんな時は、まず今を、この1時間を、今日一日をどうするかっていう小さな行動に目を向けてみることが大事ではないでしょうか?
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<窓を開けて外の空気を吸ってみる>
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<好きな音楽を5分だけ聴く>
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<大切な人の手をそっと握る>
こうした小さな行動の積み重ねは、うつうつと停滞していた心に新しい風を吹き込みます(^^♪ 動いてみることで初めて、「あ、自分はこう感じているんだ」っていう自分の心の声に気が付くこと、あると思いますよ。
時間は有限です・・・特にいい時間は短いかもしれません。
「正解」という正体のない影を探して立ち止まっている間に、今日という素晴らしい一日は静かに過ぎ去ってしまいます。在宅医の立場からは、色々とその場で考え込む代わりに、ほんの少しだけ「今やりたいこと」を実行することを是非是非してもらいたいと思いますよ。
正解は、動いたその後に必ずついてきます(^^♪在宅医療者はそんな患者さんとご家族をずっと支援していきたいと思っていますよ。是非是非考えすぎずに、時間を無駄にしないで行動してみてくださいね。
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