障害、介護の事業所での不正が続々と・・・・民間の活力をどう生かし、どう規制していくのか??【看護師名義借りで指定取り消し 福祉コンサル関与、さいたま市】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
最近の医療系のニュースをザッピングしていたところ、目に止まった記事が二つあったのでご紹介します。二つともヤフーニュースさんです。
看護師名義借りで指定取り消し 福祉コンサル関与、さいたま市
「看護師の名義を借り、人員基準を満たしたように装って不正に事業所の指定を受けていたとして、さいたま市は14日、市内の訪問看護ステーションを同日付で指定取り消しとする行政処分を発表した。関係者によると、契約していた福祉の経営コンサルタントがステーションに対し、別の県で働く看護師の名義を貸していた。・・・」
いわき市の給付金を不正受給 障害福祉サービス事業者に指定取り消しの行政処分(福島)
「障害がある子どもを預かる事業所などを運営するいわき市の会社が、市の給付金を不正に受け取ったなどとして指定を取り消す行政処分を受けました。 いわき市によりますと、行政処分を受けた「あんど」は、運営する2つの事業所に常勤の現場責任者を配置しているとする虚偽の届け出などをして事業者の指定を受け、2018年からの5年間で市の給付金およそ5700万円を不正に受け取りました。・・・」
昨今訪問看護ステーションを舞台とした不正についてはかなり社会的な注目を集めていますが、障害や介護事業所での不正請求などもやはりぼつぼつとですが継続してみられていますね。
まぁこの原因は何かと言うと、端的に
「得られる報酬の額と不正による罰が見合っていない」
というのが原因ではないかと思います。
報酬は大きい、ただ罰に関しては返金や行政処分、なんなら執行猶予の詐欺罪などもつくかもしれませんが、ほとんどが刑事とはならずに民事で終了、でしょう。もう一度再起しようと思ったら正直誰かと組んだりコンサルっていう形でいくらでもできますからね・・・
この少子高齢化の時代、民間の活力を活かすことは必須ですが、同時に不正を働いた事業所及びその運営スタッフ、場合によっては勤務していたスタッフにも何らかの社会的なペナルティは今より厳しくあるべきではないでしょうか??抑止力としての厳罰化、必要ではないでしょうか?
スタッフは関係ない??いいえ、そういう事業所で働いてみたらわかると思いますが、不正やっているって誰もがわかっていて働いているハズです。仮にわかっていなかったとしても、今井個人としては厳しいですがそういう事業所を勤務先として選んだ個人の責任もあるのかなと。
国民一人一人は歯を食いしばって莫大な社会保険料を負担しています。繰り返しますが、それに群がる倫理観のない不正を行っている事業所及びスタッフはきついペナルティがあるべきではないでしょうか?皆さんのご意見はいかがでしょうか??
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