公開日:2025年10月17日
貧困ビジネス、メンタルクリニックや不動産会社が絡めば・・・【カビだらけ畳、湯も電灯もない「ここは落ちて行くだけの場所」 支援とは名ばかりの貧困ビジネス、実態は】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
東京新聞さんの連載で気になる記事をみつけましたのでご紹介します。貧困ビジネスに関する連載です。
カビだらけ畳、湯も電灯もない「ここは落ちて行くだけの場所」 支援とは名ばかりの貧困ビジネス、実態は
連載記事は他にも数本あるので気になる方は一読してみるのもいいでしょう。
1医師として今井が常々気になっているのは、生活保護を基盤にしたこういう搾取が、医療機関も結託して行われているのではないか、という点です。
生活保護の患者さんを施設や障害者GHで囲い込む
→メンタルクリニックにつれていき薬漬け
→よくわけがわからん精神科訪問看護週3回+デイケア通所
上記が札幌でもまま見られます。医療機関も患者さんを支援するのが目的ではなく、医療機関が儲けるために患者さんを利用している、本末転倒の由々しき状況です。
根本にあるのは生活保護制度の在り方ではないかと思うのですが・・社会保障制度も限界を迎えつつある中、働ける人には働いてもらう、本当に支援が必要な人には支援する、医療が必要な人には必要な分”だけ”適切に医療を提供する、そういう制度改革が必須なのではないかと。皆さんもそう思いませんか??