厳しい指導とパワハラ・・・時代が変われば対応も変わりますね【J3高知U・秋田豊監督と契約解除、社長は辞任へ パワハラ5件認定】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
サッカーが好きなので色々と関連の動画やニュース気にかけていますが、懐かしの名前が記事になっていたので読ませて頂きました。パワハラと厳しい指導・・・線引きは難しいですね。以下どうぞ、9月21日のヤフーさんの記事です。
J3高知U・秋田豊監督と契約解除、社長は辞任へ パワハラ5件認定
指導とパワハラの線引きですが、一般的な会社では以下のような項目がチェックされますよね。
目的と意図
指導の目的が「スタッフの成長」「チームのパフォーマンス向上」「安全・規律の維持」など正当なものか。あるいは単に感情のはけ口、威圧、支配欲などになっていないか。「悪意を持ってはいない」と言っているがそれだけで十分??
やり方・態度
強い叱責、罵声、精神的プレッシャーなど、暴力的・攻撃的な表現があったか。相手が受けるダメージはどうか。スタッフや関係者の聞き取りで、威圧感や不必要な屈辱を感じたかどうか。
業務上の必要性・合理性
指導内容や厳しさが「業務/競技上必要かつ相当」なものかどうか。たとえばプロスポーツでは成果が求められるがその中での折り合いはどうか。ルール・規律・競技力維持という観点で必要な指導とされる範囲を超えていなかったか。
頻度・継続性 一回だけ・短期間ならともかく、継続的、複数回にわたる言動や、選手が耐え難い状況と感じるようなものだったか。
スタッフの立場・感受性への配慮
スタッフの経験・性格・メンタルの状態などを考慮していたか。プロであっても人間である以上、精神的な限界や尊厳がある。指導者としてそれをわきまえていたか。
透明性・説明責任
指導する側が「なぜこういう指導をしたのか」「何を改善してほしいのか」「指導内容がどう競技上必要か」を明確にしていたか。スタッフが納得・理解できる形で説明されたか。指導後のフォローアップがあったか。
環境・制度的背景
組織としてパワハラを防ぐ体制があったか。相談窓口、第三者機関、ガイドラインなど。調査委員会を設けたが、それは問題発覚後。予めどういう指導が許されるかなどのガイドラインがあったか
などなどが問われますよね。ただ組織運営人としては正直
上記のようなことを完璧に満たしたとしたら、ある一定のレベルまでは成長させられるかもしれませんが、真の意味での競争力のあるスタッフの育成なんて無理では
と思ってしまいます。そうなるとどうなるか・・・もう下のスタッフの育成に誰も何も言わなくなる、個人も組織も成長しなくなるフェーズにいってしまうのかなと。(決してパワハラ容認、肩パンOKの考えではないので誤解はしないようにお願いします(^^♪)
Jリーグの鹿島という、真のプロとは何なのかを身近で見てきた秋田監督にとって、現状の選手がもったいなく、歯がゆく、もっと成長させたい、もっと真摯にサッカーに向かって欲しいと思っての行動だったのでしょう。色々と考えさせられる件でした。(肯定してはいませんのであしからず)
皆さんは仕事、プロフェッショナルと指導、そしてパワハラ、個人と組織の成長、スタッフの育成などについてどう考えてどう対応されていますか?よければ考えてみてくださいね。
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