在宅医、訪問看護師の成長スピードは昔に比べて早くなっている。が・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
最近の訪問看護師さんや在宅医の先生をみていると、「一定レベルまで達する成長のスピード、明らかに15年前の在宅医療者とは違うよな。早いんじゃないかな」って今井は感じています。そう感じる要因は
①在宅医療がある程度普及しスタンダードが確立されてきた
②ネット上で在宅医療に関する情報が劇的に増え、能動的であれば学ぶ機会が増えた。教材も多い。
③相談相手も身近に格段に多い環境になってきた
などが理由として挙げられるかと考えていますよ。
ただし、その分
「在宅医療者として、その人の個性を磨く機会」
というのは逆に減っているのかなと。スタンダードがある程度見えてきている中で行う在宅医療、自分のように在宅医療って何?っていう時代にめちゃくちゃ色々なことをやってきた在宅医療者からみれば、失敗も少ない分色々な経験値も下がってしまい、結果としてある程度のレベルを超えてからは在宅医療者としての幅を広げることが難しくなっているのかな、なーんて考えたり・・・one more stepが欲しい!!残念!!って在宅の現場で多職種に感じることもままありますしね(^^♪
いずれにせよ在宅医療者は臨床面で言えば、ある程度のレベルまでは意欲があればスピーディに達成できる時代になってきました。そっから先をどうするのか、何をすべきか・・・皆さん、考えたことありますか??
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