公開日:2025年04月27日

時代に逆行して病床を自分達で持つ理由・・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

暮らしによりそう診療所は昨年10月から徐々に病床稼働を始めてようやく6か月程度が過ぎ、なんとなく在宅医療を核とした病床、病棟運営をどうやったらいいのかが理解できるようになってきましたよ!(^^)!

正直現在の状況は病床運営にとってはかなり厳しい時代で、黒字運営することは病床のみではほぼ不可能です。(満床運営だったとしても)地方の病院に限らず都市部の病院でもトレンドとしてはどんどん”病床を削減しようか”となっているのは皆さんもご存じの通りだと思います。

ではなぜその時代にあえて逆行して自らが病院を持つのか?当然在宅医療のため、ではありますが、それ以外にももう一つ大きな理由があります。

それは

医療の原点は入院医療で、どんな時代になったとしても入院医療は絶対になくならないから

です。

 

在宅医療は医療としては本当に素晴らしいですし今後もなくならない、継続し大事にし続けるべき医療だとは思いますが、今後も制度として永続していけるか、と言われれば正直ちょっと疑問です。現在が優遇されているだけで今後も同じトレンドが続くとは思えません。一方病院医療に関しては昭和~平成の流れがあるため現状では病床運営が少し厳しく見られてはいますが、基本的には入院医療がなくなることは絶対にないため、医療の1丁目1番地として病院は診療所以上に優遇されるハズです。

前回の以下のブログで提示した資料をよく読んでみてください↓

【必読】地域別診療報酬、保険給付の枠組みについて等々、財政審の資料は絶対読みましょう!!

病院、有床診療所、そして無床診療所の3つについてはそれぞれ別の診療報酬の点数となる可能性もあることすら検討されています。

医療法人としての活動を20年続けたい、それだけなら在宅医療だけやり続ければいいでしょう。それを超えて100年続く医療法人の基礎をつくりたいと考えるならやっぱり病床運営は避けては通れない道なのかなと今井は考えていますよ。(まぁ色々書いていますが結局は今井が天邪鬼っていうのが一番の要素かも!(^^)!人と同じことは死んでもしない、別のことやるぜ!!って・・・)

 

今は小さな一歩でも5年10年できっと芽が出て大きな実を結ぶハズ!時代に逆行していますが病床運営、楽しんでやっていきたいと思っていますよ。

 

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【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

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