”繁盛病”にかかっていないか、改めて振り返って考える
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
週末にPC内の整理をしていたら2011年開業当初のスケジュールを見つけました。
その時のスケジュール管理はアプリみたいな予定表に色々書きこんでいく形で使用していたのですが、見返してみて”あぁ、こういう時代もあったんだな”と色々と想い浮かんでくることがありました。
例えば開業して2か月目のある週のスケジュールですが以下の感じでした。
月曜:中央区 午前A,Bさん 午後Cさん
火曜日:西区 午前D,さん 午後Cさん往診
水曜日:手稲区 午前なし 午前E,Fさん
木曜日:終日なし 事務作業
金曜日:西区 午前なし 午後C、G,Hさん
医療事務請求や手紙の切手貼り、郵送、事務作業なども職員が一人もいなかったので全て自分でやっていた、懐かしい時代です!(^^)!
開業当初は「本当に自分に患者さん紹介なんてあるのかな?」と思っていたのですが、幸いコンスタントに毎月10人以上は紹介して頂けていました。一人患者さんが紹介される毎にうれしかったのを今でも覚えていますし、何とか在宅療養を1日でも長く、その人らしく過ごすのを手伝っていこうと強く考えていました。
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翻って今はどうでしょうか?毎月法人全体で70人近い患者さんが紹介され、「紹介されてくるのが普通の状態」という、自分が開業した当初から比べたら考えられない状況になっています。こういう状況に人がいるとどうしても”繁盛病”になってしまうのではないかと今井はすごく危惧しています!(^^)!
これだけ紹介されているんだから一人くらい適当でもいい、他がいるから大丈夫、こっちの都合で診療や調整をしてもいい・・・・そう思うスタッフはいないとは思いますが、それでも心の片隅でどこか変な余裕というか上から目線になっていないかなと2025年の今改めて心配しています。
法人全体で800人近い患者さんを診療するようになっても、毎月70人以上の患者さんが紹介されるようになっても、どの規模になったとしても一人一人の患者さん家族、関連事業所さんとは真摯に向き合って欲しい、繁盛病になってなんかいる暇はない、そうスタッフさんには意識してもらいたいなと考えています。
皆さんはいかがでしょうか?忙しくなってくると、繁盛病を患うことなんてありませんか??!(^^)!
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