医療機関を動かすものは結局は現場の人。人が動かないと変わらない。
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
医療機関を動かすのは経営者でしょうか?往々にして医療機関に勤めるスタッフは「どうせ経営者が~」とか「事務長が~」と言いがちで、どう医療機関を少しでもいいものとしていくのか、どう組織を動かすのか?という視点をもっているスタッフはそんなに多くないのかなと感じています。
でも結局は医療機関のあるべき姿を決めるのは設備でも制度でもなく、結局は「人」なんですよね。いかに最新の医療機器を導入し効率的なシステムを構築したとしても、それを使いこなし、患者さんのために運用していくのは現場のスタッフです。現場の人が動かなければ、どんなに理想的な方針を掲げても、実際の医療は変わらない・・それが現実です
たとえば、在宅クリニックの経営陣が「患者中心の医療を推進する」と決定したとしても、それが現場のスタッフ一人ひとりに浸透しなければ、単なるスローガンで終わってしまいますよね!(^^)!
現場で働く医師、看護師、リハビリスタッフ、事務職員らが、具体的な行動として患者さんとその家族との関わり方を変えなければ、「患者中心」という言葉に実態は伴わない・・そう思いませんか?
では、現場の人が動くために必要なものは何でしょうか。それは「主体性」と「共感」かなと今井は考えています。主体性=自らの仕事に責任を持ち「もっと良くしたい」という気持ちを持つこと。共感=一緒に働く仲間や患者の立場を理解し「この人のために動きたい」と思えること。この二つがあれば、現場は自然と変わっていかないかなぁと。
とは言いつつも医療の現場は忙しく、業務に追われる中で「主体的に動く余裕がない」と感じることも多いのは十分理解しています。
なので今井個人としては、組織として「動きやすい環境」をつくりたいと思っています。例えば、意見を自由に言える風土を醸成すること、良い取り組みを評価し、成功事例を共有することなどなど・・・まぁそうはいってもそれを実現するのって難しいですよね!(^^)!当法人でも中々できていません。
色々書きましたが結局言いたいことは現場の人が一番大事だよ、いくら今井や事務長がハタふっても現場の人が動かなかったらいい医療はできないよ、それが真実ではないですか?ってことです。
皆さんはそういう気持ちをもって日々過ごされていますか?どうでしょうか?良ければ教えてくださいね!!
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