公開日:2024年09月11日

独居の方の在宅医療・在宅緩和ケアでは、医療・介護の提供だけでなく・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

独居の方が体調不良になり入院→退院時「でも自宅で過ごしたいんだ」と希望されることがままあります。まぁ当然っちゃ当然ですよね。高齢者住宅などで集団生活になってしまうと何より自由はなくなってしまいますから、たとえ多少不自由でも自宅で生活したいって思う気持ち、十分理解できます。

そういう時にはケアマネさんや訪問看護師、場合により在宅医が対応させて頂きますが、独居の方の在宅療養支援は在宅医療者の真のミッションと思えるほど色々なことを考えて、準備して、そして実際に行動していかなければいけません!(^^)!結構大変なんですよね・・・

 

さて今井個人としては独居の方に在宅医療や在宅緩和ケアを提供するときに、ただ単純に医療や介護を提供すればいいとは考えていません。やっぱり人と人とのつながりの場としてあげたいし、生きる意味を見出す一助となりたいですし・・・また実際のところ医療と介護の提供だけでは解決しないことも結構あります。家族間の問題解決のために調整や行動することもままあります。

さてそんな色々するうちの一つで大事なことは「亡くなった後にどうするか」を事前に相談しておくことです。独居の方で家族が遠方にでもいればいいのですが、全く身よりなく一人の方の場合在宅で看取ることは可能だとしても、その後の手続きや対応をだれがするのか、前もって決めておくことが必要です。決めておかないと、死亡診断書を書いた後に本人不在のまま「どうしてあげるべか」となってしまい、それはあんまり良くないなぁと感じていますよ。

できるだけ本人の希望に沿うように、また残された人達が困らないように、事前にそのあたりまでをきちんと聞いておく、文章として残しておくことは大事かなと考えて独居の方の在宅療養を支援しています。

 

皆さんも独居の方の支援、終わった後に困った事態になったことないですか?できれば医療や介護の提供だけでなく、死後のことまできちんとご本人に確認する作業はしてもらいたいなと今井は考えていますよ。

 

皆さんのご意見や経験はいかがでしょうか?

 

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