世帯構成からこれからの在宅医療について考える
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
定期的に訪問診療を開始した患者さんのレビューをしていますが、最近開業当初と比較すると特に独居や子なしの老老介護の患者さん家族が増えてきたなぁという印象があります。直近では2030年もしくは2040年に向けて、家庭環境が急速に変化する状況で在宅医療の役割がどうなっていくのか、よくよく考えておく必要があるのかな、なーんて考えています。
これからの在宅医療、こうした世帯構成の変化にどのように対応していくべきでしょう??
単身世帯がさらに増加していけば、医療だけでは当然支えられず、暮らしをどう支援するかという課題が医療以上に重要になります。身体面のみならず精神面での支援も同じくらい必要になりますよね・・・医療、介護、フィジカル、メンタル、様々な面に対し今以上にきめ細かなサービスを提供できるようにならなければいけないでしょう。
またそれとは真逆になりますが、今後は子育てや経済的理由などから多世代同居を選択する家庭も増えていくだろうとも今井は考えていますよ。(実際現場でも見ることが増えてきた印象です。)
このような家庭では、異なる世代のニーズに応じた柔軟な医療&在宅医療が求められていくでしょう。例えば、80代90代の患者さんが慢性疾患を抱えている場合、そっちには訪問診療や訪問看護サービスを提供していく一方、若い世代の家族に対しては、メンタルケアや健康指導、予防医療の提供までもしていくべきなんでしょうね・・・
ということで在宅医療(&かかりつけ医としての外来診療)は今後世帯構成の多様化に伴い、より一層の多様化、進化が求めらていくことになるでしょう。多様なニーズに応えるため、世帯構成に合わせたカスタマイズされたケアをどれだけ提供できるのか、どうしていくべきかなぁと考えている次第です!(^^)!
世帯構成の変化から一人一人の患者さんや世帯を支えていく医療&在宅医療について考える、そしてその延長線上でですが、あるべき地域社会の未来の在り方も考え準備していく・・・紹介された患者さんのレビューからそんなことを考えてしまった週末でした。
札幌では冬季の除雪の問題などもあり、世帯構成の変化は地域の未来に直結していきそうですね。皆さんもご自身の関連する仕事や事柄について、世帯構成の変化が与える影響についてよく考えてみてくださいね!!
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