公開日:2024年09月03日

期待値を物差しに人や行為を評価すること、やめませんか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

医療の現場にいると自分達日々、多くの場面で他人を評価していることに気がつきます。職場での上司や同僚や部下に対し、無意識のうちに

「この人はもっとこうあるべきだ」

「こうあって欲しい」

といった期待を抱き、それに応じた評価を下すことが少なくありません。しかし、その評価の基準が他者の「期待」によるものであるならば、それは本当に公正なんでしょうか?皆さんはどう考えますか?

 

今井としては、「期待」という言葉には、潜在的に「求めるもの」や「望む結果」が含まれていると考えています。そして、その期待が満たされなかった場合に多くの人は失望や苛立ちを感じるものです。例えば、訪問看護師さんが在宅での緩和ケア看護を完璧に遂行することを期待していたが結果がそうでなかった場合、私たちは意識するか無意識かはさておき「もっと患者さんのためにできたはずだ」と評価してしまいがちです・・・・

しかし、この評価は部下の能力や努力に基づくものではなく、あくまで私たち自身の勝手な期待という主観的な基準に基づいたものですよね!(^^)!

 

きをつけなければいけないことは、期待値を物差に人を評価することは、その人の本来の価値や可能性を見失わせる原因となりかねる、ということです・・・医師も看護師も医療事務もMSWも、誰もが異なる背景、経験、スキルを持っており、その個性を理解し尊重することこそが真の成長と成果を引き出す鍵ではないのかなと。

ということで結論としては”人”や”その人の行動”を評価する際には、期待値をもって考えるのではなく、その人の立場に立って考え、その人が持つ個別の強みや弱みを理解する努力が必要ですよねと今井は考えていますよ。

独りよがりの「期待」というフィルターを外し、その人そのものを見てあげる・・・客観的かつ公平な視点で人を見つめる習慣を持つべきことが重要かなって最近よく考えています。

 

皆さんは自然と自分自身の物差しが「期待値」になっていませんか?いかがでしょうか?

 

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