医療法人の理想的な運営はどうあるべき？【分割し、統治する】

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

この数年法人の規模、事業がどんどん変化しています。まずはやってみて、その後その行動の結果を元によりよい選択をしていくっていうのがいいのかなと考えて”まずは行動する”っていうことを大事にしています。

もちろん痛みも伴うこともありますが、それ以上に次につながるいい経験ができているなというのが今井の感想です。

さてその中で今自分の中で考えているのが”理想の医療法人運営ってどうあるべき？”という課題です。いまいホームケアクリニック、さっぽろみなみホームケアクリニック、暮らしによりそう診療所、３診療所以外でも訪問看護ステーションも居宅介護支援事業所もありますし、結構なスタッフ数にもなってきている現状で、どうすれば最も効率よく運営ができるのか、一人一人のスタッフが輝けるのか、組織として順調に拡大し、永続していけるのかっていうことを考え続けています・

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ということでこの１，２か月考えていたのですが、やっぱり答えは歴史の中にありますね!(^^)!先人たちも同じ人間・・・どう組織運営するかなんて人類２０００年の共通の課題ではあるんで、歴史に学ぶのが最も役に立ちます。

今井が得た結論としては、理想の医療法人経営は”分割し統治する”ということ・・・適切な人員数、目の届く範囲できちんと管理者を設置する、全体のルールはちゃんと策定しあとは細かなローカルでの運用は管理者の責任でOKとする、全体の運営者とローカルの運営者の意思疎通の場を重視する、管理者は統治する組織を移動していく、等々・・・まぁ古のローマ帝国モデルです!(^^)!

（”分割統治”ってネガティブな意味で統治民を意図的に分割して統治するってニュアンスでつかわれることが多いフレーズですが、きちんと調べればそういう意味ではないんですよね。各民族、地域（=事業）にあった形で全体を考えつつも現場に最適化して運営していく、っていうのが本来の分割統治かなって思いますよ。）

ただ上記のシステムが失敗したのも①時代の変化についていけず外的因子に対応できなかった②適切な時期に硬直化した組織文化の変化をもたらすことができなかった③内部の人材不足、などが原因で衰退していきます・・・やっぱり大事なことは人であることは変わらないですが、”変わる勇気を持ち続けること”も大事な文化だよということも全員に意識してもらいたいなと考えていますよ。

まずは法人全体の事業を各々の適切なサイズ、人員を考え、”分割し統治する”ための準備をしていきたいと思います・・・この数年得た自分や運営スタッフの経験を生かしてより良い組織運営をしていきたいと思っています!(^^)!

皆さんの会社の運営の原理原則、なんでしょうか？

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