公開日:2024年08月20日

どうしたら安楽に、その人らしく楽しく過ごせるのか・・・訪問看護師に求められるポジティブシンキング。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

先日とあるケアマネさんと話していたときに

「訪問看護師さんの思考ってやっぱり病院勤務の看護師さんと少し違いますよね。病院の看護師さんと話をしていてそう気がつきました」

って話がでました。面白かったのでこの話少し掘り下げてみたいと思います。

 

このケアマネさんが言うには急性期病院の看護師さんはカンファンなどの時に現状の身体面、日常生活面でのアセスメントからどのような生活をするのが望ましいのかを退院時に(ある程度)伝えてくれるのだけれど、在宅の訪問看護師さんはもう少し踏み込んだ考え方をしてくれて、「現状では~~だけれども、どうしたらこの人が希望するような生活ができるのか」とか「制限はあるけれどどうしたらもっと安楽に自宅で過ごす方法があるんだろうか」って常にもう一歩踏み込んだ視線で考えてくれると・・それがやっぱり在宅の看護師さんはいいなぁっておっしゃっておられました。

 

確かに人にもよりますが自分も概ね同じ意見です。

訪問看護師(まぁ在宅医もそうですが)をしていると、できない側面に目をむけてアセスメントするよりも、その人の残っている能力をどう使ってその人らしく生きていくのを支援するのかっていう方に自然と目がいくようになるんですよね。

 

さらに一歩踏み込んでいえば「訪問看護師は●●ができないとは考えてはいけない」とさえ思っています。

まさしくこのとおりだと思います↓

 

○独居だから薬の管理ができない

○主介護者が高齢だから在宅での生活支援の方法がない

○サクションが必要だから帰れない

○疼痛の管理が複雑だから自宅では過ごせない

等々・・・・できないと思うのは簡単ですが、自分の今までの経験上駄目だ!って思った場合でも必ず何かいい案や方法をためせばうまくいくことがあるはずなんです。そこまで努力し続けるか、ある程度であきらめてしまうのか・・・在宅の訪問看護師さんにはやっぱり一人一人の患者さんに限界まで頑張って欲しいなとも思っていますよ!(^^)!

 

訪問看護師がギブアップしたら家族も他の医療者もギブアップしてしまいます。ポジティブシンキングで必ず良くなる方法がある、安楽に過ごす方法がある、っていう考えは訪問看護師さんには必須ですし、是非そういう風に考えて患者さんや家族の支援にあたってほしいですね。

 

皆さんの周りの訪問看護師さんはいかがですか?

 

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