100億規模の薬局の大型倒産が・・・これから先生き残るためには何が必要?
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
薬局関連の記事で気になるものが2点ありましたのでご紹介します。
7月29日東京商工リサーチさんから薬局さんの大型倒産について↓
寛一商店(株)ほか8社 9社の負債合計約111億6000万円
ミクスオンラインさんから↓
「Amazonファーマシー」始動 アプリからオンライン服薬指導や処方薬配送可能に 全国2500薬局で対応
まず間違いなく今後の流れとしては
①クリニック受診(もしくはオンライン受診)
②スマホで処方箋送付
③オンライン薬局から薬をもらう
が主流となるでしょう。そうなると既存の薬局の大半が、とまではいきませんが、5割程度は経営していくことが難しい状況になるのが明確かと今井は考えます。
そんな社会状況の中どうやって生き残る薬局になっていくのか・・・それは当然オンラインにも対応するっていうのは一つでしょうが、今井としてはやっぱり地域包括ケアの中でキープレイヤーとなるっていうのも欠かせない要素だと思います。
在宅医療の実践、対人業務のエキスパート、OTC含め地域で必要な物品の物販の拠点、そして他職種への薬学的な教育的かかわり・・・・そういうことを日々の中で実践していけば、いくらオンラインが普及しようともやっていけるのかなと考えています。
上記のような特徴がない場合は・・・・かなり厳しい経営状況になるでししょうね。薬局業界は医療の中でもちょっと特殊で株式会社がメインプレイヤーとなっています。その分変化への対応や先読みしたうえでの行動、準備が素早いので、ちょっと気を抜くとすぐに時代遅れになってしまいます。個人的にはどこの薬局がどういう対応をしていくのか、今後数年はよくよく観察していきたいと思っていますよ。
さて本日は8月1日です。新入職員さんが数名入られるので皆でWelcomeしてあげたいと思います!(^^)!
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