こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

現在開催されているに消化器外科学会さんが消化器外科医の確保のために「消化器外科の明るい未来を達成するためのロードマップ」を公開されたようですね。一部資料↓

（４に関しては学会がいくら言おうが無理でしょうね。一回これ認めると各科絶対言い始めますから。）

正直全ての項目は独立したものではなく必ずリンクした形で施行していくべき内容なのは理解できますが、

「遅きに逸した」

感は否めません。

自分達の世代、ちょうど今４０代の半ばの医師が研修医になったころから、上記は絶対的に必要になることは理解できていたハズです。というか４を除き２０年前といっていること全く変わっていませんよね・・・

本気でその頃から改革を進めていっていればまた話は違ったでしょうが、メンドクサイ調整事項=病院を絞り医師の集約化、は既得権益がありできないからって現場に負担を押し付けたまま、それを良しとしたのは医局や学会なのではないでしょうか？

今自分が医学生なら正直外科医にはなりたいと思うだろうけれど、日本でするかどうかと言われると・・・疑問符がつくだろうなと思います。

いずれにせよ本気で変えたいなら、まずは痛みも伴うけれど消化器外科医がチームをきちんと作れるよう医療機関の集約化を早々にすべきです。それなくして上記の項目なんて達成は不可能ではないかと。皆さんもそう思いませんか？

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