社会的には賃上げの雰囲気ですが、前提として大事なことは・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
賃上げのムードが日本全国渦巻いていますが、正直ここに関しては円安や社会状況の変化の風を受けている分野の事業所と、そうでない分野の事業所では全く状況が違うのかなおと感じています。
医療・福祉業界は・・・正直アゲインストの風がかなり強く吹いており、賃上げしたくても原資の確保どうするの?って言うのを真剣に考えなければいけないくらい薄利多売、利幅が薄い分野となっています。
と、色々悩んでいる時に自分の腑に落ちた資料あったのでご紹介です。興味ある方は一読どうぞ。7月12日の第一生命経済研究所さんのものです。
生産性が低ければ賃上げできない~BtoBとBtoCの問題~
まぁ端的に言うとこういうことなんですよね。実質賃金の上昇のためにはインフレ分以上の賃上げが必要=各個人の生産性の向上がどうやっても必須になりますよね。この原則を無視してはやっぱりいかないかなと。
典型的なBtoC事業である医療業界は採算性が低いとされていますが、確かにもっと職員に高付加価値の仕事をしてもらうように環境なり設備なり業務内容をよく考えないと・・・・複合的な問題ですし、そもそも国が報酬なり法律なり規定している範囲があるので、その範囲で努力する、ということになりますが、それでも生産性をあげて賃上げするという基本的なマインドは忘れないようにしなければ、と強く思いましたよ。
皆さんは最近仕事の生産性、上げていますか?
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