公開日:2024年07月12日

ヤングケアラーは在宅医療でも結構見かけますが、確かに支援は必要ですよね【親が交通事故被害…子の15%が「ヤングケアラー」に 高校生の8割は周囲への相談もできず 交通遺児育英会が調査】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

普段は全く読まない東京新聞ですが、この記事に関しては読む価値はあるのかなと思いましたのでご紹介します。ヤングケアラーに関しての7月11日の記事です。以下どうぞ↓

親が交通事故被害…子の15%が「ヤングケアラー」に 高校生の8割は周囲への相談もできず 交通遺児育英会が調査

自分の経験ではがん終末期の患者さんとそれを支えるお子さん、という図式がほとんどでしたが、やはり相談先が訪問診療や看護が入るまで中々なくて病院でもできなかった、というケースが多々ありました。

これは病院の体制が悪い云々ではなく、親の病気のことでいっぱいいっぱいでとても自分のことを切り出せる雰囲気ではない、ふと空いた時間で相談できる体制が望ましいがそれが構築できていないっていう理由が多かったかなぁと思います。

 

本来はこういう分野の問題はMSWが地域課題としてソーシャルワークしていってもらいたいのですが・・・・医療機関に所属していると中々そういう活動も難しいでしょうかね。

今後は行政と専門職が一緒になってヤングケアラーを支援していける体制が地域毎でできていくといいいですね。皆さんの地域はいかがでしょうか?

 

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