公開日：2023年04月14日

夢がある人生は素晴らしい

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

先日とある在宅患者さん宅で患者さんと娘さんとご自宅で会話していたのですが、その中で娘さんから「体調は最近悪くなって心配だけれでも、落ち着いたら今の状態でも外出したり楽しんだりすることはできるはずだと思うの。春になったら一緒に外にでて美味しいもの食べに行きたいんです」っていう話がありました。その後「できれば旅行もしたいよね」って・・・

体調面では若干の不安はありますが、それでもしたいこと、してあげたいことがいくつもでてきて、それを楽しみに家族の方が介護したり、患者さんがリハビリしたりするのは素晴らしいですよね。

「やりたいこと、してあげたいことはできるだけしてあげていいと思いますよ！」

と強くお勧めしておきました!(^^)!

要介護の状態になっても、８０代や９０代になっても、そして認知症になったとしても、何かこうしたい！っていう目標をもつことは見える景色が豊かになりますし、頑張る源にもなるので非常にいいと思います。逆に何も目標がないと、何のために頑張ればいいのか、たまに疑心暗鬼になってしまいますよね。

いくつになっても、大きくなくて小さなことでもいいからこうしたい！っていう夢がある人生は素晴らしい、そんなことをふと日常診療の中で感じました。

皆さんはいかがですか？目の前のことに忙殺されて夢を忘れていませんか？忘れていたら今一度自分自身に問いかけてみてください。「自分のしたいことや夢ってなんだろう？」と。きっと見える景色が少し違ってくると思いますよ。ちなみに自分の現在の夢は・・・どこか体力あるうちにこんな感じで世界旅行ですかね!(^^)!絶対やると固く心に決めていますよ！