2022年は介護事業所の倒産が過去最多~前年比1.7倍~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
1月15日付けのNHKニュースさんの記事をご紹介したいと思います。
去年の介護事業者倒産 過去最多 感染拡大期の利用控えも影響か
「去年の介護事業者の倒産は143件と、これまでで最も多かった3年前を上回り過去最多となったことがわかりました。大半が小規模な事業者で、介護サービスの利用控えや物価高騰などで経営が悪化したとみられ、統計をまとめた信用調査会社は「今後も増えるおそれがある」としています。
東京商工リサーチによりますと、去年1年間に倒産した介護事業者は全国であわせて143件で、前の年の81件の1.7倍に増えました。
3年前の118件を25件上回って、2000年に始まった調査で最も多くなり、負債総額も過去最多の221億3800万円に上ったということです。
内訳はデイサービスなどの「通所・短期入所」が69件と最も多く、各地でデイサービスを展開していたグループ企業の連鎖倒産もあったということです。
そのほか「訪問介護」が50件、「有料老人ホーム」が12件、「その他」が12件となっています。
また従業員10人未満の小規模な事業者の倒産が8割を超え、感染が拡大した時期の介護サービスの利用控えによる減収、食材などの物価や光熱費、燃料費の高騰の影響がのしかかり、経営悪化が進んだとしています。
東京商工リサーチは「介護現場ではヘルパーなどが不足して人材獲得競争も激化していて、今後も利用控えや物価高が続けば、小規模事業者を中心に倒産が一段と加速し、必要なサービスを受けられない人が増えるおそれがある」と指摘しています。」
2023年になっても経営環境の厳しさはかわらないでしょう。今後介護事業所は寡占化がさらに進み大手のみが生きのこる形になるんでしょうね・・・後は小規模でピリッとした味のある事業所くらいか。
いずれにせよ当たり前のように訪問介護や通所介護を利用できる時代は終わりつつある、ということを在宅医療の領域に関わる人は皆理解しておくべきかなと思います。限られた条件の中でいかに医療や介護を組み立てるのか、その力量が問われる時が来ると感じています。
皆さんの周りの介護事業所さんはいかがですか?閉じることを検討している、または実際に閉じた事業所さん多いでしょうか?
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