公開日：2023年01月14日

コロナの病床確保交付金（空床補償）、今後の制度の在り方についてはそろそろ考えていくべきですね。

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

昨日のNHKさんでコロナの病床確保交付金についてとてもまとまっていていい記事をみつけましたのでご紹介します。興味ある方は一読どうぞ↓

コロナ病床確保に交付金も “ピーク時でも病床使用率は6割”

文中にあるように使用された金額は

「厚生労働省などによりますと、2020年度と2021年度の2年間で全国約3500の医療機関にあわせて3兆1000億円余りが交付され、1月10日時点で最大5万1000床余りが確保されているということです。」

と莫大な金額となっています。

やはり今後は会計検査院が指摘するように適切な支出だったのか、政策だったのかを検証する必要は絶対にあると個人的には思いますよ。今回のコロナ禍（現在進行形ですが）において医療機関、とりわけ病院への支援が必要なことは明らかですが、もっと他のやり方があったのではないか・・・皆さんもそう思いませんか？

今後はやはり現在進行している地域医療構想の進展を可及的に早く進め、医療機関の役割の明確化と医療の人的資源の集約化を行うことが何よりのコロナ対策になると個人的には思うので、どうせお金を使うならそっちにふった方が長期的にはいいのでは？と考えますが・・・・どうでしょうかね。

さて本日は土曜日・・・外来も在宅も継続して頑張っていきたいと思います。発熱外来希望の方はまずは電話してから来院してくださいね。よろしくお願い申し上げます。

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