公開日:2022年02月20日

札幌市は保育所への対応をどうするの??

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

昨日の記事でこんな記事を見つけました。神奈川県での記事です。ヤフーニュースさんより

感染確認しても保育所開けて、神奈川県が通知 濃厚接触者特定も不要

「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い臨時休園する保育所などが急増し、医療従事者の欠勤も増えて医療態勢が逼迫(ひっぱく)しているとして、神奈川県は18日、保育所などで感染者が確認されても休園せず開所を続けるよう市町村に通知した。期間は「21日から当分の間」としている。  これまでは保育所などで感染者が出たら休園して濃厚接触者を特定することが多かったが、特定に日時がかかって休園期間が延びることもあり、子どもがいる医療従事者の欠勤が激増しているという。このため職員が働けないなど運営が難しい場合をのぞいて開所を続けるほか、濃厚接触者の特定や濃厚接触者の登園を避けるような要請を保育所にしないことも求めた。」

 

保育所が機能しないと欠勤する医療従事者が多くなるから頑張って保育してね、という点と、なんといっても<濃厚接触者の特定や濃厚接触者の登園を避けるような要請を保育所にしないことも求めた。>という点が本当に大丈夫??と感じますが・・・・皆さんはどうでしょうか?

正直ここら辺の対応は自治体が何を重視するか、コロナ感染症への対策として、行政としてのスタンスを明確にして守れるものと守れないものをきちんと明示することが大事だと思います。すべてを完璧にすることなんて絶対無理です。神奈川の場合医療体制の維持を重視するために保育所の職員には少し無理をして頑張れ!っていう話なんでしょう・・・それがいいか悪いかは自分の現在の立場では判断はできません。

 

翻って札幌はどうするのか?一応保育所関係の通知としては以下のHPに出ています。

保育所等における新型コロナウイルス感染症への対応について

現状では1月31日のこの子ども未来局局長の通知に従っての行政対応となっています。

現場の印象としては少しずつですが感染のピークは過ぎつつあるのかなと感じていますので、神奈川ほどの切迫した対応は求められないかもしれません。が、今年の夏、冬の感染再流行時にどう考えどう対応するのか、そこまで考えた上で今後行政は対応していく必要があるのでしょう・・・

ともすれば目の前の課題だけでいっぱいいっぱいとなってしまいがちですが、行政の判断は中長期的な視点に沿って対応していってほしいと考えますよ。皆さんはこの課題についてどのような意見をお持ちですか?

 

 

 

2021年11月からクリニックから徒歩五分の場所でホスピス併設住宅開始しました!!入居希望の方は→こちらのHPこちらをどうぞ!

またHARELU宮の森で夜勤勤務ができる看護師さんも募集しています!→こちらをどうぞ!

札幌で在宅医療、在宅緩和ケアなどの訪問看護、地域密着型の外来看護をしたい看護師さん募集しています→こちらをどうぞ!

さっぽろみなみホームケアクリニックでも訪問看護ステーション始めました。南区で訪問看護したい看護師さん募集中→こちらをどうぞ!

法人運営をしてみたい事務の方募集しています→こちらをどうぞ!

当院及びさっぽろみなみホームケアクリニックでは常勤医、非常勤医を募集しています→こちらをどうぞ!

2021年以前の過去の当院の診療実績→こちらをどうぞ!

おすすめ過去ブログのまとめをみたい方→こちらをどうぞ!