公開日：2022年01月22日

保健所業務が一番のボトルネックとなることは既知のはず・・・なぜ対策が後手に？？

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

札幌における発熱患者さんの診療に関しては、＃７１１９も保健所も結局これまでの感染拡大局面と何ら変わらず機能不全に陥っています。

札幌市“濃厚接触者調査は家族などに限定”保健所業務ひっ迫で

困った患者さんから当院に直接連絡が来ているので診療できる範囲では診療していますが、正直拡張したとは言っても待合の限られたスペースや駐車場などの条件を考えると、当院で診療できる人数には限界があります・・・・

本当に不思議なのは絶対このような第6波が冬、それも１月早々にくることは絶対理解していたはずなのに、どのような対策を行政がとっていたのか、また札幌市医師会が協力体制を敷いていたのか、です。

明らかにボトルネックが保健所さんや＃７１１９になることはこれまでの経験から理解していてはずなのに、そのための対策を事前に用意していなかったのか・・・・結局困るのは地域住民及び最前線にいる医療従事者です。（まぁ医療従事者に限らずどの職種も大変なのは十分理解していますが）

これだけ対策が後手後手に回るのは行政による不作為の罪とさえ感じてしまいますが、皆さんはどうでしょうか？ひとまず自分はできることをできるだけ自分の持ち場で頑張りますが、この状態（現場が混乱した状態）が継続すれば間違いなくクリニック職員に感染者がでますしその時はかなり大幅な診療所機能のパワーダウンを強いられるでしょう。

それだけはならないように神頼みはしますが・・・・今年のおみくじは末吉だったので厳しいかも？？

皆さんもまずは感染防止を徹底してくださいね。そのうえでもどうしても困ったらご連絡ください。かかりつけ患者さんに関しては多少厳しくても診療はしますので、もし感染外来の枠がなかったとしても「かかりつけとして利用しています」って言ってくれればできる限りのことはしますので。

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