訪問診療、訪問看護は足し算ではなく引き算の医療です

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

病院から紹介されてきたり、複数医療機関を受診していた患者さんが当院に紹介になったりして患者さんの医学管理が一元化されたとき、その薬の多さに改めて愕然とします。

朝昼夕の1日3回、10種類近い薬を1日20錠近く服用するのって、この患者さんの状態みても難しいし、何より1日12時間近く寝ている生活で1日3回の服用リズムって無理じゃない?と思うこともしばしば・・・結局これまでの情報と患者さんの状態、両者を鑑みてどこまで医療を削れるのかの作業を行っていきます。

病院での勤務歴が長い医師や看護師さんは困っている症状の患者さんを見ると、何か介入しなければ!!と強く思います。それは医療者としては正しいのですが、在宅医療の場合は医療が過多になると生活が壊れてしまうので、医療をどんどん症状にあわせて追加していくというよりは、何が必要ないのかを考えて無駄なものをそぎ落としていく作業が必要になると思っています。

イメージとしては大理石から像を切り出す感じですかね。患者さんについている余分なものを取り除いて、患者さん本来の生活を取り返してあげる、というような感じです。↓こんな感じの作業と同じかなと思います。

 

削りすぎるとそれはそれで体がつらくなりトラブルになるし、削らないと何のために生きているのかわからないような状態にもなってしまいますし、その塩梅は難しいですね。個々の在宅医や訪問看護師によっても考えは違うので千差万別です・・・

 

ただ在宅医療、在宅緩和ケアの本質は上記のように引き算の医療、余分なものをそぎ落とす医療だと思っていますよ。皆さんもそう思いませんか?

 

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