公開日:2019年09月22日

在宅医療の記事でいい記事をみつけましたのでご紹介します

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

ネットで在宅医療に関していい記事を見つけたのでご紹介します。患者さんが子供であることもあり、ご家族の葛藤もかなり強かったのは行間からもよく読み取れます。

在宅医療を受ける患者さん、家族の方は常に「どこまで、いつまで在宅でみていってあげるのがいいだろうか」と不安に思っている方が大多数です。そんな方を支えられる在宅医療を頑張って札幌でも提供していきたいですね。

「せんせいだいすき、チュー」3歳で旅立った少女が問いかける「在宅医療」という選択

医療者として印象になった言葉は

<12月9日午前5時ごろ、呼吸がつらそうで様子がおかしいと感じた英子さんは、博史さんを起こしました。午前6時ごろ、訪問看護師に連絡を入れました。

訪問看護師からはこう尋ねられたそうです。

「今日の訪問早く行きますか?」
「どうしたいですか?」

この時、英子さんと博史さんは「訪問看護師を呼んでみとってもらうのか、家族だけでみとるのか」という選択をしなくてはいけないのかと感じたそうです。>

 

ここですね。おそらく自分が訪問看護師なら家族に選択させずに「すぐに行きますので待っていてくださいね」という言葉を出すのではないかと思いますが・・・・ここばっかりは家族と看護師さんとの関係があるので一概にはいえませんが、医療者のちょっとした言葉使いや話し方で家族の方の気持ちが動くのがよくわかりますね。今日の診療から気をつけていきたいと思います。

小児でも若年者でも高齢者でも、死を敗北としてとらえるのではなく、あくまで充実した生の最後に迎えるものと患者さん家族が考えられるような在宅医療や在宅緩和ケアを提供したいですね・・・皆さんはどう考えますか?

 

 

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