消費税増税に伴い、在宅医療の診療報酬も10月から少しだけ変わります
こんにちは、札幌の在宅医@今井です。
消費税が8%から10%に変更になるインパクトは各業界で色々あるかと思いますが、もちろん医療の世界にも影響はあります。
仕入の多い病院などでは2%変わるというのは結構厳しい社会変化になるとは思いますし、当院のような診療所では在宅関係の器材や物品などの価格がどうなるのかを現在各企業からお聞きしている段階です。
さて各医療機関の努力や取組とは別に、診療報酬に関しても10月から消費税増税に対応するために一部変更になります。(自分は全然意識してなかったので今朝事務さんから教えてもらい結構びっくりしましたよ。)訪問看護ステーションの単価も変わりますが、今回は診療所部分で当院に関わる部分のみ簡単にどう変わるのかを提示したいと思います。
初診料:282点→288点
再診料:72点→73点
外来管理料:73点→74点
訪問診療料:同一建物居住者以外 833点→888点
同一建物居住者 178点→187点
*訪問診療料に関しては区分により他の点数となることもあり
結構大きな点数の変化ですね。訪問診療料にいたっては5%近く上昇しているので、こんなにあがっていいのかな?と個人的には感じてしまいますが・・・・医療機関にとっては保険点数が上がるのはうれしいことですが、逆に在宅医療が必要な方が経済的問題から在宅医療を受けられない、といったことになってしまえばいくらお金をもらおうが意味がないかなと思いますよ。
在宅医療を利用している患者さんや家族の方は一応変更になる料金が気になるのであれば来てもらっている事業所さんに聞いてみてくださいね。
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