公開日:2019年06月20日
平成29年度在宅医療にかかる地域別データ集は在宅医療者ならチェックはしておきましょう。
こんにちは、札幌の在宅医@今井です。
厚生労働省から平成29年度の在宅医療にかかる地域別データ集が刊行されました。
HPはこちらで資料をみることが可能です。
ちなみに平成28年度の雑感はこちらに依然書いていました↓
平成28年度北海道の市区町村別在宅死の割合~札幌は葛飾区の半分ですよ~
札幌市内のみならず全国のデータを収集することができるので是非在宅医療従事者は診てもらった方がいいでしょう。
データをみた自分の印象は自宅死の割合は大きく増加しておらず、やはり施設系サービスの充実とともに施設死する割合が相対的に増加している、という実臨床の経験とも矛盾しないデータが示された、と感じています。
今後自分の印象としては老人ホームでの死亡割合が平成29年の7.5%からおそらくは5年後には13~15%程度まで上昇するのではないかなと予想しています。
訪問看護ステーション自体の数、訪問看護従事者の数、カンタキショウタキの数などなど・・・データで全国のこの数年の流れを把握するのは面白いと思いますので是非数年分のデータを皆さんも見比べてみてくださいね。
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